【J2採点&寸評】名古屋1-0山形|珍しい勝ち方は地力がついた証か。今季初ゴールのFWをMOMに

2017年07月17日 今井雄一朗

名古屋――磯村は気合十分のプレーで有終の美。

【警告】名古屋=ワシントン(49分)、酒井(66分) 山形=茂木(51分)、鈴木(77分)、阪野(88分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】押谷祐樹(名古屋)

 [J2リーグ23節]名古屋1-0山形/7月16日/パロ瑞穂
 
【チーム採点・寸評】
名古屋 6
このチームのスタイル、哲学を思えば珍しい勝ち方。しかし猛暑のゲームを粘り強くしのぎ切り、ワンチャンスをものにする気迫は頼もしさも感じた。
 
【名古屋|採点・寸評】
GK
18 渋谷飛翔 6
時折リスキーなボールさばきやハイボールへの対応に冷や冷やしたが、セービングは安定していた。

DF
15 宮原和也 6
押し込まれる展開では粘り強さを、後半のオープンな展開では大きな動きとボールロストの少なさでチームに貢献。
 
13 磯村亮太 6
新潟移籍前の最後となる試合を何とか勝利で決めた。気合い十分の対人プレーと判断力を失うチームは何とも頭が痛いところ。
 
 櫛引一紀 6
久々のセンターバック起用にややギクシャクしながらも粘り切った。持ち前のアグレッシブな守備を抑え気味に、ゴール前をプロテクト。
 
36 酒井隆介 6
突然の左サイドバック任命に応えた。後半には前線での突破など軽快な動きも見せ、対応力を誇示した。

MF
7 田口泰士 6.5
トップ下、インサイドハーフと終止高い位置でのプレーを継続。守備で後ろに重たくなるチームを前線でタメを作って必死にサポート。

8 ワシントン 6 
押し込まれた時間が多く、後方でのプレーがほとんどだったが、対人の強さで無失点に貢献。

次ページ名古屋――小林がインサイドハーフで躍動。

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