【ACL採点&寸評】鹿島×ムアントン・U|鈴木と遠藤のハイパフォーマンスで常勝軍団が堂々の首位通過!

2017年05月10日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

安定の2CBはともに「6.5」。

【得点】鹿島=鈴木(19分)、鈴木(60分)ムアントン・U=なし
【警告】鹿島=クォン・スンテ(78分)ムアントン・U=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】鈴木優磨(鹿島)

[ACLグループステージ最終節]鹿島 2-1 ムアントン・U/5月10日/カシマ
 
【チーム採点・寸評】
鹿島 6.5
前線から連動してパスコースを限定させ、狙いを絞って奪う守備が機能。ただ、球際で競り負ける場面も。一方の攻撃は、果敢に裏を突きながら、3人目の動き出しもスムーズで厚みのある仕掛けを披露。鈴木が高い決定力を見せつけて、首位通過を決めた。

【ACL 鹿島2ー1ムアントンPHOTO】鈴木の2ゴールで鹿島がグループリーグを首位突破!

【鹿島|採点・寸評】
GK

1 クォン・スンテ 6
9分の1対1のピンチは慌てずにストップ。エリアを飛び出し、巧みな足技で相手をいなすプレーもあったが、かわされそうになってファウルで止めてイエローカードも。強烈なミドルで決められた失点はシュートを褒めるしかない。
 
DF
3 昌子 源 6.5
SBが抜かれた後は的確にフォローし、エアバトルでも強さを発揮。局面の勝負では、素早く寄せて、前を向かせずにミスを誘うディフェンスはさすが。左足を痛めたが、最後までピッチに立ち続けて、2点目を許さなかった。
 
5 植田直通 6.5
カウンターを喰らう場面でも、冷静に対処。ボランチとのマークの受け渡しは問題なく、昌子とも息の合ったディフェンスで中央を固めて、勝点3を手繰り寄せた。
 
15 三竿雄斗 6
前回対戦に続き、先発。アジリティに優れるプレーで攻守に積極性を示す。攻撃参加が増えた後半には、質の高いクロスを放り込んだ。
 
22 西 大伍 6.5
パスミスが散見されるも、2列目の遠藤と上手くスペースを使い分けながら右サイドを打開。後半が始まってすぐの三竿雄に通したサイドチェンジは見事だった。25分にはCKにヘッドで合わせるも、これは相手GKに阻まれた。

次ページスルーパスが冴えわたった遠藤は高く評価。

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