【CLマドリード・ダービー採点&寸評】3発のC・ロナウドが当然の最高点! ゴディンやグリエーズマンは期待外れ…

2017年05月03日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

守備陣は相手に枠内シュートを1本しか許さず。

ハットトリックでマドリーを勝利に導いたC・ロナウド。さすがの決定力を見せた。(C)Getty Images

[チャンピオンズ・リーグ準決勝ファーストレグ]レアル・マドリー 3-0 アトレティコ・マドリー/5月2日/サンチャゴ・ベルナベウ
 
【R・マドリー|採点&寸評】
チーム 8
10分と早い段階で先制し、その後はしっかり試合をコントロール。後半はやや運動量が落ちてややリズムを失ったが、C・ロナウドの2発でしっかり勝ち切った。2年連続の決勝進出に向けて、大きなアドバンテージを得た。
 
監督 ジネディーヌ・ジダン 7
フィットしなかったイスコを早めに下げたのは正解。アクシデント投入だったナチョはともかく、アセンシオにL・バスケスと交代カードがきっちり仕事をし、「試合を読む目」を改めて証明した。
 
[GK]
1 ケイラー・ナバス 6.5
18分にガメイロとの1対1をセーブ。ここで同点になっていれば試合展開が大きく変わっていたはずで、まさに値千金だった。DF陣の奮闘もありその他は危ないシーンは無し。
 
[DF]
2 ダニエル・カルバハル 6(46分OUT)
鋭いオーバーラップに粘り強いマークと攻守で効果的。しかし、前半終了間際に太腿を痛め、ハーフタイムに交代を強いられた。
 
5 ラファエル・ヴァランヌ 7
怪我で準々決勝やクラシコを欠場したが復帰。独力のボール奪取力はやはりナチョより数段上で、危険なシーンを何度か防いで、相手の枠内シュートをわずか1本に抑えた。
 
4 セルヒオ・ラモス 7.5
地空ともにほぼ完璧な対応を見せ、グリエーズマン、ガメイロ、F・トーレスらにまったく仕事をさせなかった。正確な縦パスで攻撃の起点にも。
 
12 マルセロ 7
オーバーラップの切れ味は相変わらず抜群。さらにスピードとパワーを利してボール奪取を繰り返すなど、ディフェンス面も安定していた。
 
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

次ページクロースは驚異的なパス成功率を記録する。

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