【チェルシー 4-0 マンU|採点&寸評】敵を翻弄したアザールがMOM! ポグバやイブラは輝けず…

2016年10月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

コンテの新機軸3-4-3は日増しに完成度を高める。

ペドロの開始30秒のゴールで先制したチェルシーは、試合をうまくコントロールして4-0とマンチェスター・Uを一蹴した。(C) Getty Images

【チェルシー|チーム&監督 採点&寸評】
チーム 7.5
開始早々にペドロが得点して相手のゲームプランを崩すと、その後は効果的なタイミングで得点を量産。相手のお株を奪う"バスを止めた"ような固い守備、鋭く流動性に優れたカウンターを主武器とする攻撃で、かつての指揮官モウリーニョが率いるライバルを一蹴した。
 
監督 アントニオ・コンテ 7
「自信はある」と試合前に言っていた通り、アグレッシブさとポジショニングを徹底させて相手を圧倒。新機軸3-4-3の完成度は試合を重ねるごとに高まっている。試合終盤にはいつものようにスタンドを煽って、チームをリーグ3連勝に導いた。
 
【チェルシー|選手採点&寸評】
[GK]
13 ティボー・クルトワ 6.5
27分と57分にビッグセーブを見せれば、80分にはイブラヒモビッチのボレーを弾いてゴールを死守。最後の砦として立ちはだかった。
 
[DF]
28 セサル・アスピリクエタ 6
経験を活かした読みを利した守備でモーゼスの負担を軽減した。イブラヒモビッチに競り負けて後手に回るシーンもあったが、体格差を考えれば致し方なしか。
 
30 ダビド・ルイス 6.5
3バックの中央に入って守備陣を統率。強引に持ち上がる悪癖の無謀なプレーはなく、最後まで冷静沈着に守備の仕事を全うした。
 
24 ガリー・ケイヒル 6.5
21分にCKから豪快なボレーを叩き込んで貴重な2点目をもたらす。課題だったビルドアップでも大きなミスはなく、終始安定したパフォーマンスを見せた。
 
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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