【J1採点&寸評】名古屋×G大阪|MOMは豪快な一発を決めたあの男。名古屋はふたつのミスが重なり…

2016年09月18日 本田健介(サッカーダイジェスト)

名古屋――安田、イ・スンヒが失点に直結するミスを犯す。

【警告】名古屋=なし G大阪=井手口(31分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】井手口陽介(G大阪)

[J1第2ステージ12節]名古屋1-3G大阪/9月17日/豊田ス
 
【チーム採点・寸評】
名古屋 5.5
前節で勝利を挙げた勢いそのままに、良い形で試合に入る。27分にはミスから先制されたが、41分には永井のゴールで同点に追いついた。しかし、再びミスから失点すると、終盤のパワープレーは機能せず1-3で敗れた。

【名古屋|採点・寸評】
GK
1 楢崎正剛 5.5
ハイボールの処理は安定しており、パス回しにも積極的に参加した。3失点ともにセーブするのは難しかった。
 
DF 
6 古林将太 5.5
B・ジュロヴスキー体制で初めて右SBとして先発。良い攻撃参加はあったが、やや戸惑いがあったのか、監督から激が飛ぶシーンも。得点シーンではシモビッチにボールを供給。ただ、その後はクロスの質がイマイチだった。

2 竹内 彬 5.5
闘莉王とともに最終ラインを牽引。読みの鋭さを生かして相手のドリブル突破を潰した。1失点目の場面は味方のミスもあり、カバーが間に合わず。終盤は相手のカウンターに対応しきれなかった。

4 田中マルクス闘莉王 6
単純なパスミスはあったものの、気迫のこもったディフェンスでチームメイトを奮い立たせた。加えて高いフィード能力も披露。ただ、終盤は前線に上がるも仕事はできなかった。

33 安田理大 5
ここ数試合と打って変わって好クロスを供給。しかし、ゴール近くでボールを奪われ、失点の原因となった。
 
MF
10 小川佳純 5.582OUT
田口、イ・スンヒからボールを引き出し、攻守の橋渡し役となった。果敢にミドルを狙うなど積極性も光った。しかし精度不足の面も。
 
15 イ・スンヒ 5
猟犬のように相手へ食らいつきプレッシャーを与えた。が、問題はビルドアップのアイデア不足。65分には自陣で相手を抜きに行ったところでボールをロストし、勝ち越し弾を許した。
 
7 田口泰士 6
球際で身体を張り、周囲を鼓舞する姿は相変わらず頼もしい。スライディングで相手からボールを奪うプレーは何度も見られた。

次ページ名古屋――終盤は高さのある川又、シモビッチを揃えるも機能せず。

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