【J1採点&寸評】福岡×磐田|相手のミスを確実にものにした磐田。第2ステージ初勝利を掴む

2016年08月25日 中倉一志

福岡――GK神山の不安定なプレーが目立った。

【警告】磐田=藤田(50分)、宮崎(58分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】アダイウトン(磐田)

【J1第2ステージ10節】福岡2-3磐田/8月24日/レベスタ

【チーム採点・寸評】

福岡 5.5
システムを3-4-2-1に変更したことが奏功。最終ラインのギャップを効果的について狙い通りのサッカーを展開することに成功したが、守備面のミスから3失点。開幕から続く不用意なプレーによる失点は依然として改善されていない。
 
福岡|採点・寸評】
GK
1 神山竜一 4.5
先制点を奪われたシーンをはじめ、不安定なプレーが目立った。逆転直後に奪われた2失点目は試合の流れを変えてしまった。
 
DF
20 キム・ヒョヌン 5
久しぶりの3バックも無難にこなしていたように見えたが、結果としての3失点。守備陣の連係に問題もあった。
 
2 濱田水輝 5
大きなミスはなかったが、チームの守備をオーガナイズするという点では物足りなさが残る。不安定なプレーも見られた。
 
24 駒野友一 5.5
高いポジション取りでサイドの主導権を握る。直接FKではあわやというシーンも作り、持ち味は発揮した。
 
18 亀川諒史 5
駒野同様にサイドでの主導権を握り、攻撃面では及第点。ただし、自身のミスキックから先制点を許した。
 
MF
6 ダニルソン 5.577OUT
危機察知能力と、ここぞというところでボールを奪う能力はさすが。8試合ぶりの出場もブランクを感じさせず。
 
21 冨安健洋 5.5
スタートは3バックの一角としてプレー。終盤はボランチの位置に入る。落ち着いたプレーぶりは17歳には見えない。
 
4 三門雄大 5.5
同点ゴールの起点となったほか、中盤で積極的にボールを受け、前後左右にボールを配ってチームのリズムを作り出した。

次ページ福岡――左サイドは為田の独壇場だったが…。

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