【イタリア 1-0 スウェーデン|採点&寸評】ともに攻撃が低調だった一戦…高評価はイタリア守備陣と決勝点のエデル

2016年06月18日 豊福 晋・井川 洋一

攻撃は単調で内容も良くなかったが、守備の堅さは相変わらず。

警告:イ=デ・ロッシ(69分)、ブッフォン(90+3分) ス=M・オルソン(90分) (C) SOCCER DIGEST

【イタリア|チーム&監督 採点&寸評】
チーム 5.5
4-4-2で統制された、2枚の守備ラインを作って守るスウェーデンに手を焼く。前線の柱ペッレが抑えられて縦パスが入らず、攻撃は単調に。サイドも高い位置を保てずに相手守備陣を崩せなかったが、ワンチャンスを決めるところはさすがだった。
 
監督 アントニオ・コンテ 5.5
前半からサイドに開けと指示を続けるも、効果的な攻撃が展開できず、内容は決して良くなかった。しかし、エデルを交代させずに最後まで起用し続けた判断などは、評価材料にしたい。

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【イタリア|選手採点&寸評】
GK
ジャンルイジ・ブッフォン 6
特にピンチもなく、90分間を通して無難に仕事をこなした。
 
DF
15 アンドレア・バルザーリ 6
ボヌッチとの連係は完成されており、相手の2トップをエリア付近に寄せ付けず、与えられた仕事は完璧にこなした。
 
19 レオナルド・ボヌッチ 6.5
28分、セットプレーの場面でイブラヒモビッチに最後まで身体を寄せ、繋ぎでも縦パスを狙うなど、初戦に続いて好プレーを披露。
 
ジョルジョ・キエッリーニ 6.5
セットプレーでイブラヒモビッチのマークを務めたが、フィジカルで負けず、グイデッティの動きもしっかりとケアした。
 
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

次ページ停滞し続けた攻撃だが、エデルがワンチャンスをモノにした!

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