125キャップ到達!34歳のミュラーがドイツ代表で走り続ける理由「選ばれなくなったらそれまで」

2023年10月18日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

W杯敗退直後は「何も考えられなかった」

足かけ13年で歴代4位の125キャップ目を刻んだミュラー。(C)Getty Images

 今年9月に34歳の誕生日を迎えたトーマス・ミュラーが、あらためて代表キャリアの続行を強調した。

 17日のメキシコ戦(2-2)に向けた前日会見で「選ばれなくなったらそれまでだけど、代表引退の考えはない」と宣言。カタール・ワールドカップ直後に代表引退を仄めかしたことについては、「自分の将来について、あの時は何も考えられなかった。もしかしたら、最後の代表戦になるかもしれないし、何かメッセージを残そうと思った」という。

 しかし、すぐに「プロ選手としてピッチに立っているかぎり、代表入りの資格があると思う」と考え直したようだ。そして、「代表入りのチャンスはパフォーマンスで掴むもの。監督から求められたら断りはしないと決めたんだ」と決意を口にした。

【動画】125キャップ到達の記念映像をチェック!
 2010年3月のアルゼンチン戦で初キャップを刻んだミュラーは、昨晩のメキシコ戦でドイツ歴代4位の125キャップに到達。ポドルスキの130キャップに迫っていて、ゴール数も4位タイの47ゴール(ユルゲン・クリンスマンとルディ・フェラー)まであと「2」となっている。

 ファンが期待し、本人も望むのは自国開催となるEURO2024での活躍だ。デビューから歩みを止めず、第一線を走りつづけるミュラーの挑戦はまだまだ続く。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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