【ローマ 0-2 レアル・マドリー|採点&寸評】CL初指揮のジダンが好采配。意地の先制弾を挙げたC・ロナウドがMOM!

2016年02月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

ディーニュはヘセにアタックするタイミングを掴みきれず…。

ローマ対レアル・マドリーの結果&フォーメーション。

【ローマ|チーム&監督 採点&寸評】
チーム 6
ディフェンス時はコンパクトな2ラインの守備ブロックを築き、3トップの打開力に賭ける堅守速攻を志向。失点するまではほぼプラン通りの戦いを見せ、マドリーを苦しめた。敗れたとはいえ、好ゲームを演じた。
 
監督 ルチアーノ・スパレッティ 6
リベロ起用できるデ・ロッシが故障明けだったためベンチに置き、3バックではなく4バックを選択。少なくとも前半はこれが成功し、ペロッティの「偽のCF」起用も当たった。世界最強クラスのチームに対して、現状で精一杯はやれた印象だ。
 
【ローマ|選手採点・寸評】
GK
25 ヴォイチェフ・シュチェスニー  6
2失点ともにGKに大きな責任はない。正確な足技で速攻の起点になった。
 
DF
2 アントニオ・リュディガー 6
マノラスとのパートナーシップでベンゼマを封じ込めた。試合終盤は右SBに回る。パス出しがやや不安定だったのがマイナス点。
 
3 リュカ・ディーニュ 5.5
序盤から攻守でアグレッシブな姿勢を見せる。ただ、87分にはヘセにアタックするタイミングが掴みきれずペナルティーエリアまで並走し、最後は股を抜かれてシュートを決められた。
 
24 アレッサンドロ・フロレンツィ 6(87分OUT)
決定機を作ったエル・シャーラウィへのロングパス、あわやPK奪取の飛び出しと持ち味は出せた。失点シーンでC・ロナウドを抑えられなかったのは事実だが、あの飛び出しと切り返しを止められるDFは世界的に見ても稀だろう。
 
44 コンスタンティノス・マノラス 6.5
強さと読みを活かし、対面したベンゼマ、中に絞ってくるC・ロナウドを何度も封殺。ローマ守備陣の中でもっとも好印象を残した。
 
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
 

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