レアル・ソシエダの久保建英は、ここまでラ・リーガでは出場８試合で５ゴール・１アシストをマーク。大ブレイクをした昨シーズンを上回る活躍を見せ、押しも押されもしない攻撃の中心としてチームを牽引している。

　ソシエダにとって、悩ましいのは来年１月にカタールで開催されるアジアカップだ。久保が順当にメンバー入りすれば、長ければ１か月近く崩しの急先鋒を失う事態となる。

　10月11日に行なわれた日本代表の練習後、このアジアカップについて質問を受けたレフティは「まだメンバーがどうなるか分からないですけど」と前置きしたうえで、こう本音を語っている。

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「選ばれたら、チームのシーズン中に抜けるのは正直、痛いですし、それを抜けてまで代表のためにという意味で、最低限の結果、優勝しないと何しに行ったんだよと言われると思いますし、チームメイトとかにも。選ばれた暁には、そういった覚悟をもって参加したいと思います」

　抜けるのであれば、戴冠以外は考えられない。そう位置づけているようだ。

取材・文●江國 森（サッカーダイジェストWeb編集部

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