「存在感が全くなかった」リバプール初先発の遠藤航、現地メディアは軒並み5点評価「何度か簡単に抜かれた」

2023年08月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「もっとアグレッシブに、もっと機敏になるべきだ」

アンカーで先発した遠藤。(C)Getty Images

 現地時間8月27日に開催されたプレミアリーグの第3節で、遠藤航が所属するリバプールは難敵ニューカッスルと敵地で対戦。先制を許した直後の28分にフィルジル・ファン・ダイクが一発退場となるも、途中出場のダルウィン・ヌニェスが終盤に2ゴールを奪い、2-1で逆転勝利を収めた。

 前節のボーンマス戦(3-1)で途中出場し、新天地デビューを飾った遠藤は、アンカーに入り初先発。デビュー戦に続き、数的不利の難しい状況での戦いを強いられたなか、豊富な運動量でピッチを駆け回り、チームの潤滑油として58分までプレーした。

 ただ、際立って取り上げるシーンはなかっただけに、現地メディアの評価は低調なものに。『THIS IS ANFIELD』は採点記事で5点を付け、日本代表のキャプテンに改善を要求した。
【動画】リバプールで初先発した遠藤のプレーをチェック
「最初の数分間、何度か簡単に抜かれた。正直、ニューカッスルがポゼッションを支配し始めた後は、存在感が全くなかった。もっとアグレッシブに、もっと機敏になるべきだ。そして開幕の数週間で我々が見たものよりも、技術的な能力を発揮できるようにならなければならない。彼はそれができる力があるが、新たな環境で全力で取り組む必要がある」

 また、『Liverpool Echo』と『90min』も5点を提示。それぞれ「序盤の慌ただしい時間帯はあまりボールに関わらなかったが、数少ない好タッチで自信を深めた。後半はより難しくなった」「先週の交代出場に続き、リバプールでのフルデビュー。あまり良い日ではなかった」と綴った。

 記念すべき初先発の一戦で、守勢に回ったため致し方ないとはいえ、爪痕を残したとは言い難い結果となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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