西川が絶好調、金崎は不発に… 日本代表メンバーの直近のパフォーマンスは?|国内組編

2015年11月08日 サッカーダイジェスト編集部

正GK候補の西川が攻守にハイパフォーマンス

川崎戦で圧巻のハイパフォーマンスを見せた西川だが、チームは勝点3を掴みきれなかった。写真:石倉愛子

 11月5日にロシア・ワールドカップのアジア2次予選、シンガポール戦(同12日)、カンボジア戦(同17日)に臨む日本代表メンバーが発表された。現在グループ首位に立つ日本は、この2試合を連勝し1位通過への足固めとしたいところ。気になるのは、招集メンバーの現在の調子だが、果たして代表チーム合流前の直近のゲームでのパフォーマンスはいかなるものだったのか?
 
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GK
西川周作(浦和)
対 川崎(△1-1/@埼玉)
採点:7(フル出場)
 
間接FKからズラタンの頭を経由して興梠のゴールを演出するなど、攻撃の起点となるプレーのクオリティは高かった。守備でも終盤に田坂との1対1を二度も制する(ビッグセーブとシュートコースに入りミスキック誘発)などビッグセーブを連発。大仕事を続けているのは確かだが、ここ最近彼が目立ってばかりいるのは、チーム全体の課題だ。
 
GK
東口順昭(G大阪)
対 広島(●0-2/@万博)
採点:5.5(先発 59分OUT)
 
カウンターからしっかりフィッニッシュまで持ってくる広島の攻撃を堅実なゴールキーピングでストップしていたが、ドウグラスの強烈なFKには反応できず。その後に足を痛めてピッチに倒れ込み、担架で運ばれて交代を余儀なくされた。試合後、選出されていた11月のシンガポール戦、カンボジア戦の日本代表メンバーを辞退することになった。
 
GK
彰洋(鳥栖)
対 仙台(○1-0/@ベアスタ)
採点:6(先発フル出場)
 
数少ないピンチをきっちりと凌ぎ、今季8回目のクリーンシートを達成。DFに当たってコースが変わった25分の二見のシュートをビッグセーブで防ぐと、その後も相手のミドル、クロスに対してよどみない判断で対応してみせた。
 
GK
六反勇治(仙台)
対 鳥栖(●0-1/@ベアスタ)
採点:5.5(先発フル出場)
 
東口の負傷辞退を受けて急きょ鳥栖戦後に追加招集が決まった。鳥栖戦では開始わずか1分、左右に振られてディフェンスを崩され、中央から豊田に押し込まれ先制点を許してしまった。その後は好セーブを見せて追加点を許さず、最低限の仕事は果たした。
 

次ページ優勝、CS進出を懸けた戦いで明暗。

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