【ワールドサッカー注目コメント集】モウリーニョが物議を醸すメディア批判。再び論争を巻き起こす! 

2015年10月28日 内藤秀明

モウリーニョ「ウチの選手はベストを尽くしている」

リーグ戦では15位と低迷し、リーグカップでも敗退が決定したチェルシー。さらにモウリーニョの過激な言動が原因でメディアと対立し、チーム全体に重い空気が漂っている感が否めない。 (C) Getty Images

 昨シーズンのプレミアリーグ王者チェルシーが苦しんでいる。今シーズンはプレミアリーグ10節終了時点で15位に沈み、10月27日のリーグカップ4回戦でもストークを相手にPK戦の末に敗れるなど、低調なパフォーマンスが続いている。
 
 そんななか、賛否両論の言動を繰り返しているのが、チェルシーの指揮官であるジョゼ・モウリーニョだ。今回はまず、"スペシャル・ワン"の攻撃的な発言から紹介しよう。
 
ジョゼ・モウリーニョ(チェルシー監督)
「ウチの選手について悪く書いたり、発言したりする奴らがいる。そんなの馬鹿げているよ。(元選手の解説者たちは)おそらく自分の選手時代を思い出しているのだろうが、ウチの選手は君たちとは違ってベストを尽くしている」
 
キース・ハケット(元プレミアリーグ審判)
(前節のウェストハム戦にて、モウリーニョを退席処分にした主審のジョン・モスのジャッジについて――)
「モスにとって、チェルシー戦を担当するというのは毒杯を飲むことと同じだろうね。最もコントロールするのが難しいチームなんだ。悲しいことに、モウリーニョのせいでプレミアリーグのイメージは傷つけられている。彼は悲しい人間だ。チームの出来が悪いとすぐに審判のせいにするしね」
 
ラミレス(チェルシー/ブラジル代表)
「モウリーニョに不満を持ってる選手はいないよ。チームパフォーマンスが悪い時はどうしてもネガティブな推測が出てくるものさ。だけど、だれもそういう情報を気にしちゃいない。僕たちはモウリーニョの要求に応えることに集中している。そして、チェルシーを勝てるチームに戻すように努力しているんだ」

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