山口の「フィルミーノ」や覚醒の予感漂う香川のスピードスターも! 2022高校サッカー逸材300選~中国・四国編

2022年05月12日 高校サッカーダイジェスト編集部

岡山学芸館の指揮官が一目置くアタッカーとは?

左から、前田(大手前高松)、福田(米子北)、藤澤(徳島市立)、江川(瀬戸内)。中国・四国地域の高校から注目すべきタレントを紹介する。写真:森田将義

 昨年は青森県の強豪・青森山田が高円宮杯プレミアリーグEAST、夏のインターハイ、冬の選手権で頂点に輝き、3冠を達成。高校サッカー界に旋風を巻き起こした。今季は4月にプレミアリーグ、プリンスリーグが開幕。また7月24日に開幕予定の全国高校総体へ向け、すでに地域によっては予選を戦っているチームもある。

 熾烈な争いのなかで、どんな逸材が頭角を現すのか。本稿では、今後プロ内定を勝ち取りそうな大注目のプレーヤーや、春先から一気に評価を高めている上昇株、知られざるダイヤの原石など、編集部が厳選した300人の注目選手を紹介する。第2回目となる今回は、中国・四国編だ。

――◆――◆――
 
※実績の表記は下記の通り。
U-00=年代別日本代表(2020年~2022年実績)、高校選抜=日本高校選抜

【中国・四国】
No.051
MF
福田秀人(米子北/3年/163センチ)
プレースタイル:チャンスメーカー
実績:U-17高校選抜
小柄な体格を苦にしないずる賢さが目を引く選手で、相手が考える裏を常に選択し、見せ場を作る。本職はFWだが、ボランチとしてチームのかじ取り役を任される今年は「間でボールを受けること、シュートに繋がるパスをしっかり出せるよう意識している」と口にする。

No.052
MF
肥塚秀斗(立正大淞南/3年/178センチ)
プレースタイル:ダイナモ
プレーに派手さはないが、彼がいるのといないのではチームが大きく変わる。常に欠かさない予測と初動の速さでピンチの芽を摘み取るボランチだ。昨年末に同タイプである淞南OB稲葉修土(J2秋田)からのアドバイスを受け、回収技術がさらに増した。

No.053
MF
田口裕真(岡山学芸館/2年/170センチ)
プレースタイル:ドリブラー
「相手にボール奪われないところ、1対1の仕掛けの部分が自分の特徴」。言葉通り、高い技術力としなやかな身のこなしを活かしたドリブルは、ピカイチ。入学当初から、高原良明監督が一目置いてきたアタッカーで、鋭い突破でサイドを崩して決定機を量産する。

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