【J1採点&寸評】FC東京2-1広島|MOMは先制弾の森重。反撃の1点を決めた鮎川も高評価。注目の松木は…

2022年03月12日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

FC東京──森重は力強い守備も披露

【警告】FC東京=三田(49分) 広島=藤井(59分)
【退場】FC東京=なし 広島=なし
【MAN OF THE MATCH】森重真人(FC東京)

[J1リーグ4節]FC東京2-1広島/3月12日/味の素スタジアム

【チーム採点・寸評】
FC東京 6
前半は苦戦も、60分、61分のゴールでリードを奪う。試合内容は決して褒められたレベルではないが、勝負強さを発揮したのは事実。

【FC東京|採点・寸評】
GK
24 ヤクブ・スウォビィク 6.5
38分にJ・サントスとの1対1を抜群の飛び出しで制し、70分には野津田のFKをナイスセーブ。1失点も、この守護神の存在はとてつもなく大きい。

DF
MAN OF THE MATCH
3 森重真人 7
苦しい展開ながらも60分に佐々木に競り勝ってヘッドで先制弾。加えて、力強い守備も披露と改めて欠かせない戦力だということを証明した。

6 小川諒也 6
前半はあたふたしたシーンもあるように見受けられたが、後半に修正。とりわけボールを奪うまでのアプローチが良くなっていた。

23 渡邊凌磨 4.5(HT OUT)
前半はビルドアップの局面で判断が遅れた。対面した満田のプレスにも苦しみ、守備面では裏も取られ……。前半だけでの交代は致し方なし。

50 エンリケ・トレヴィザン 5(HT OUT)
久しぶりの公式戦で相手をフリーにする場面があり、組み立てにも効果的に関与できず。とにかくコンディションを高めたい。
 
MF
30 木本恭生 6
アンカーを任された前半は押し込まれる展開となったが、CBに入った後半は最終ラインで頼もしいプレー。後半アディショナルタイムにスライディングでピンチを防いだ守備が光った。

31 安部柊斗 6.5
最後までタフに戦い、勝利に寄与。61分のシュートを防がれたのは残念だが、そこまでのアプローチはパーフェクトに近かった。

44 松木玖生 5.5
前半は塩谷に消された印象で、仕事らしい仕事ができなかった。後半も見せ場は限られ、サイドの守備で何度か振り切られるシーンも。
 

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