「フルハシは正直なだけ」古橋亨梧への批判に元英代表DFが同情!「セルティックが踏み台なのは全員が知っている」

2021年10月16日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ステップアップを巡る発言に…

古橋の日本での発言が英国で小さくない話題となっている。(C)Getty Images

 所属クラブに対する敬意を欠いた発言との批判も相次いだ。だが同時に、古橋亨梧の発言に何ら問題はないとの見解も少なくない。

 古橋は先日、冨安健洋のアーセナルでの活躍を受け、セルティックで結果を残すことがプレミアリーグへの「近道」になると話した。これが現地に伝わると、サウサンプトンが関心を寄せているとの噂が浮上したこともあり、一部からは批判の声が寄せられている。
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 スコットランドでのプレー経験が豊富な元選手のノエル・ウィーランは、『Football Insider』で「契約しているクラブに集中するべき」「少し敬意を欠いている」と指摘。元イングランド代表のガブリエル・アグボンラホールも、同メディアで「言うべきじゃなかった」「敬意を欠く、謝罪すべき」と批判した。

 しかし、ウィーランの発言には一部セルティック・サポーターが「彼は正直」「何が間違えている?」と反論。セルティック専門サイトの『67 HAIL HAIL』も、アグボンラホールの主張に「気にしているサポーターはほとんどいない」「謝罪は必要ない」と逆批判している。

 元イングランド代表DFのダニー・ミルズも、『Football Insider』で「正直なだけだ」と話した。
 
「これらのクラブが踏み台であることは、我々全員が知っている。監督も選手もそうする。セルティックも分かっている。日本文化を知るから、悪意や意地悪で言ったのではないはず。純粋に、正直だったということだ」

 ミルズは「彼はセルティックを軽んじたりはしていない。ただ『これらが事実。このまま続ければプレミアリーグのクラブが関心を寄せる可能性がある』と言っただけだ。キャリアやサラリーという点でより大きなステップアップだ」と続けている。

「彼はただ正直なだけだと思う。あと、(元のインタビューが)日本語だから翻訳が少し分からない部分があるかもしれないと思うよ」

 日本代表FWがセルティックに敬意を欠いているかは、ピッチでのパフォーマンスが示してくれるだろう。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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