【J1採点&寸評】仙台1-2FC東京|劇的な幕切れを演出した外国籍DFに最高点!ボランチ起用の森重も高評価

2021年08月26日 小林健志

仙台――セットプレーから悔しい2失点

【警告】仙台=アピアタウィア(32分)、福森(89分) FC東京=三田(74分)、アダイウトン(90+4分)
【退場】仙台=なし FC東京=なし
【MAN OF THE MATCH】ジョアン・オマリ(FC東京)

[J1リーグ26節]仙台1-2FC東京/8月25日(水)/ユアスタ

【チーム採点・寸評】
仙台 5.5

前半守備が思うようにはまらず、相手にボールを持たれ、警戒していたセットプレーから失点。後半布陣と選手を入れ替え決定機がつくれるようになり、セットプレーで同点にはできたが、相手の選手交代により再び押し込まれ、堪え切れなかった。

【動画】ジョアン・オマリが攻守に大活躍! 仙台vsFC東京戦ハイライト

【仙台|採点・寸評】 
GK
27 ヤクブ・スウォビィク 6

相手のセットプレーから2失点を喫したが、特に後半はファインセーブを連発。流れの中からの失点を防いだことは評価できる。

DF
25 真瀬拓海 5

相手のプレスをうまくかわせず、攻撃に絡む回数が少なかった。守備では奮闘していたものの相手のスピードに苦慮した。

5 アピアタウィア久 6.5
劣勢の時間帯が長かったが、集中が途切れず身体を張り、相手のスピードにもしっかりついていった。後半セットプレーからJ1初ゴールを決め、チームに勢いを与えた。
 
3 福森直也 4.5
2失点ともセットプレーでのJ・オマリへの対応が後手に回った。1失点目は競り負け。2失点目は不運な判定とも言えるが、J・オマリに前に入られたのが痛恨のミスだった。流れの中での守備では身体も張れていただけに悔しい結果に。

14 石原崇兆 5.5
守備に回る時間が長かったが、スピードに乗った相手をなかなか止めきれなかった。攻撃でも決定機に絡む回数が少なかった。

MF
35 フォギーニョ 5(HT OUT)

前半相手に食いつき過ぎ、ディフェンスラインとの間のスペースに入り込まれてピンチを招く場面が目立った。時間が経つにつれある程度改善したが、前半で交代。負傷から復帰以降試合勘がなかなか戻らない。

8 松下佳貴 5.5
前半はフォギーニョとの連係がうまくいかず、相手の攻勢を許してしまった。後半は上原と息の合った所を見せ、中盤を落ち着かせたが、決定機につながるプレーが欲しかった。
 

次ページ仙台――上原がボランチでハイパフォーマンス

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事