【J1採点&寸評】G大阪0-0FC東京|MOMは相手FWに起点を作らせなかった助っ人DF。両チーム収穫もあったドローに

2021年08月22日 サッカーダイジェスト編集部

G大阪――昌子が最終ライン中央で強さを発揮

【警告】G大阪=倉田(57分) FC東京=青木(37分)、レアンドロ(82分)
【退場】G大阪=なし FC東京=なし
【MAN OF THE MATCH】ジョアン・オマリ(FC東京)

[J1リーグ25節]G大阪0-0FC東京/8月21日(土)/パナソニックスタジアム吹田

【チーム採点・寸評】
G大阪 6

公式戦2連勝の勢いでFC東京に勝ち切りたかったが、徐々に押し込まれる時間が続いた。ただ守備陣は身体を張り、公式戦3試合連続無失点。勝点1は手にした。

【G大阪|採点・寸評】 
GK
1 東口順昭 5.5

枠内シュートは数少なく、守りのミスはなかったがキック精度が低く、逆にピンチを招いた。土壇場に田川に許した決定機には迫力ある飛び出しを見せた。

DF
5 三浦弦太 5.5

強い外国人アタッカーには燃える三浦らしく個の強さを発揮し、6.5点を与えたかったが田川に振り切られた場面で1点減点した。

3 昌子 源 6.5
天皇杯を完全に回避し、コンディションも上々。最終ラインの中央で読みの良さと対人の強さを生かした。三浦との連係も良かった。

19 キム・ヨングォン 6
かつての古巣相手に安定したプレーを見せ、最近の試合で露呈したポカミスもなかった。持ち味の組み立ても意識していた。
 
MF
8 小野瀬康介 5

アダイウトンにはフィジカルで負けて振り切られる場面もあり、三浦に助けられた。後半はやや仕掛ける姿勢が戻ったが精度を欠く。

29 山本悠樹 6(81分OUT)
レアンドロに自由にプレーをさせないことも意識。課題だった守備も大崩れはなかった。山本の交代後、攻撃はやや停滞。

10 倉田 秋 6(70分OUT)
山本とのバランスを意識し、バイタルエリアの侵入に対して身体を張って守る。前半は左サイドの攻めに厚みももたらしていたが、その後は守備に奔走。

4 藤春廣輝 6(73分OUT)
立ち上がりは守備に不安がある中村に対して攻勢を仕掛け、好クロスを供給。後半は矢島のクロスを頭で合わせて、好シュートも。終盤に足を押さえてピッチを後に。
 

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