【なでしこジャパン1-1カナダ|採点&寸評】MOMは同点弾で“記録達成”の岩渕!絶品アシストの長谷川も高評価

2021年07月21日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

強豪相手に貴重な勝点1を奪った

【警告】日本=なし カナダ=ラビー(53分)
【退場】日本=なし カナダ=なし
【MAN OF THE MATCH】岩渕真奈(日本)

[東京五輪 グループステージ第1戦]日本 1-1 カナダ/7月21日/札幌ドーム

【日本代表・総評】

重要な初戦で、注意すべき立ち上がり、最も警戒すべきシンクレアをフリーにして失点。最悪のスタートを切ると、その後もペースを握られる。前半20分過ぎあたりからポゼッションを回復したが、前線でボールが収まらず、ファイナルサードでの精度とアイデアも欠けていた。後半頭から投入された田中が直後にPKを獲得するも、痛恨の失敗。嫌なムード流れたが、エース岩渕の見事な同点弾で追いつき、強豪相手に貴重な勝点1を奪った。


【個人採点・寸評】
GK
1 池田咲紀子 5.5
好調の山下を抑えて先発出場。60分のキャッチミスからの失点はオフサイドに救われたが、その後もヒヤリとさせる場面があった。

DF
2 清水梨紗 6
精力的な攻撃参加を見せたが、最後の局面で精度を欠いたのは惜しかった。
 
4 熊谷紗希 6
パワーとスピードのある敵アタッカー陣に対抗。フィードも安定していた。

5 南 萌華 5.5
先制点の場面では簡単にクロスを入れさせ過ぎた。その後は奮闘を見せたが…。

17 北村菜々美 5.5
裏のスペースを使われるケースが多かった。持ち味の攻撃力も発揮できず。
 

次ページ敵の守備網に阻まれるシーンが少なくなかった塩越

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