【J1採点&寸評】清水0-2川崎|ストレスの多いゲームでも王者の貫禄! MOMは2ゴールに絡んだ脇坂

2021年07月18日 前島芳雄

清水――チャンスを作りながら決めきれず…

【警告】清水=河井(76分) 川崎=なし
【退場】清水=なし 川崎=なし
【MAN OF THE MATCH】脇坂泰斗(川崎)

[J1リーグ18節] 清水0-2川崎/7月17日(土)/IAIスタジアム日本平

【チーム採点・寸評】
清水 5.5
川崎に対して4-4-2で前からプレッシャーをかける戦い方を選択。その狙いが表現できていた時間帯もあったが、わずかな隙を突かれて2失点を喫した。自分たちはチャンスを作りながら決めきれず、勝ちきれるチームと勝ちきれないチームの差が出た印象だ。

【清水|採点・寸評】
GK
37 権田修一 5.5
ディフェンスラインを高く保たせて裏へのボールには危なげなく対応。ピンチの少ない戦い方に導いたが、結果的に2失点は悔しいところ。

DF
4 原 輝綺 5.5
序盤は好プレーを連発して最近の好調さを感じさせたが、その後はクロスの質が今ひとつ。守備でも大きなミスはなかったが、2失点目は大島への対応が一瞬遅れた。

38 井林 章 5.5
清水に加入後初出場。ラインを高く保つことやビルドアップで持ち味を発揮したが、1失点目では痛恨のミスが出てL・ダミアンの突破を許した。

2 立田悠悟 5.5
L・ダミアンに厳しく対応し、ビルドアップ時の好パスも目立ったが、結果は2失点。1失点目で脇坂の動きが見えていなかったのは残念。

21 奥井 諒 5.5(65分OUT)
闘志溢れる守りで対面の家長や山根に粘り強く対応。惜しいクロスや縦に突破を図る場面もあったが、組み立ての面での仕事は物足りなかった。
 
MF
13 宮本航汰 5.5(65分OUT)
危険なスペースを埋めるプレーはいつも通りで、良い形のインターセプトや縦パスもあったが、大島や脇坂を止めきるのは難しかった。

6 竹内 涼 5.5
攻守とも精力的に前に動いて引かない戦い方を牽引。ただ、2失点目では自身のクリアボールが大島へのラストパスになってしまった。

7 片山瑛一 6
右MFとしては登里に競り勝って起点を作り、守備でも貢献。65分からは左SBに移動し、的確なポジショニングでチャンスを演出した。
 

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