【日本代表】ハリルホジッチ監督による選手評&6月シリーズのスタメン予想!

2015年06月01日 サッカーダイジェスト編集部

ハリルホジッチ監督「ワールドカップ予選では野心を見せて戦いたい」

ハリルホジッチ監督は、プロジェクターを使って選手一人ひとりの評価について言及した。 写真:徳原隆元

 6月1日、イラクとの親善試合(同11日/日産スタジアム)、2018年ワールドカップ・アジア2次予選のシンガポール戦(同16日/埼玉スタジアム2002)に臨むメンバー25名が発表された。
 
<選出メンバー>
GK/川島永嗣(スタンダール/ベルギー)、西川周作(浦和)、権田修一(FC東京)、東口順昭(G大阪)
 
DF/酒井宏樹(ハノーファー/ドイツ)、酒井高徳(シュツットガルト/ドイツ)、長友佑都(インテル/イタリア)、太田宏介(FC東京)、吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)、丹羽大輝(G大阪)、槙野智章(浦和)、森重真人(FC東京)
 
MF/長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)、柴崎岳(鹿島)、山口蛍(C大阪)、谷口彰悟(川崎)、香川真司(ドルトムント/ドイツ)、清武弘嗣(ハノーファー/ドイツ)
 
FW/本田圭佑(ミラン/イタリア)、原口元気(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)、宇佐美貴史(G大阪)、武藤嘉紀(FC東京)、岡崎慎司(マインツ/ドイツ)、大迫勇也(ケルン/ドイツ)、川又堅碁(名古屋)
 
【Photo】6.11イラク戦&6.16シンガポール戦に向けたメンバー25人
 
 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の下での初招集は今回、原口元気ひとり(丹羽大輝と谷口彰悟は5月の代表合宿に呼ばれている)と3月シリーズのメンバーから大きな変化はなかった。選出選手の評価にも及んだ会見要旨をポイントごとにまとめ、さらにスタメンを予想してみた。
 
<メンバー発表の会見要旨>
●今回の代表合宿について
「各国リーグの日程が違うので、少し難しい問題があります。5月23日に終えている選手もいれば、長友や本田のように試合を消化して間もない選手もいます。コンディションがバラバラという意味での難しさがあります。6月1日から8日にかけて、選手を合流させます。1グループ、2グループ、3グループとあって、4グループ目が国内組になります。
 今回はかなり個人的なトレーニングをします。そのうえで、イラク、シンガポールとの連戦を激しく戦いたい。我々の目的は2試合に勝つこと。特にワールドカップの予選では野心を見せて戦っていきたいと思います」
 
●これまでの視察について
「J1、J2、J3を含めて116試合、ナビスコカップを28試合、ACLを24試合。ヨーロッパでの3試合も併せると、171試合。これが私とスタッフがライブで見た試合のトータル数です。さらに349試合をビデオで観ました。昨日も2試合見たので、ここに足しておいてください。ライブとビデオを合わせて約520試合。私が言いたいのは、スタッフがみんな一生懸命に仕事をやってくれているということです」
 
●ワールドカップ予選への意気込みについて
「勝つ文化を伝えたい。メンタルの強さ、タクティクスの優秀さなどを確認できるのは、アウェーです。『ヴィクトリー』と言葉にするのは簡単ですが、アウェーで勝つためのトレーニング、コミュニケーションをやっていかないといけない。ワールドカップの予選を戦ううえで、勝ちたいと思う気持ちはかなり重要です。それを最初の試合(6月16日のシンガポール戦)で見せたいです。日本にはワールドカップに行く野心があるぞというところを」

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