【J1採点&寸評】仙台0-0浦和|スウォビィクは好守連発。西川もクリーンシートに大きく貢献

2021年07月04日 小林健志

仙台――後半はいくつか決定機を作ったが…

【警告】仙台=関口(31分)、F・カルドーゾ(90+2分) 浦和=小泉(31分)、西(86分)、山中(90+4分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ヤクブ・スウォビィク(仙台)

[J1第21節]仙台0-0浦和/7月3日/ユアテックスタジアム仙台

【チーム採点・寸評】
仙台 6
前半は攻撃で工夫と精度が足りず相手の守備網を崩せなかった。後半は相手の空いたスペースを突いていくつか決定機を作ったが、決めきれず。守備陣はGKをはじめ、よく耐えて勝点1を得た。

【仙台|採点・寸評】
MAN OF THE MATCH
GK
27 ヤクブ・スウォビィク 7
前半からピンチが何度も訪れたが、奇跡的なシュートストップを連発。特に後半開始早々の2本のシュートはいずれも決められても不思議ではなかった。彼がいなかったら仙台に勝点1はもたらされなかっただろう。

DF
25 真瀬拓海 6
守備では身体を張って奮闘し、ピンチの場面でクリアする姿を何度も見せた。攻撃では何度か決定機に絡んだが、ゴールに迫る鋭さをもっと見せたい。

DF
16 吉野恭平 6.5
試合通じてよく集中し、相手の猛攻に耐えてボールを奪い、無失点に貢献できていた。的確な味方へのつなぎも。
 
DF
13 平岡康裕 6.5
持ち味の高さ、強さをいかんなく発揮し、ユンカーにも必死に競り合いピンチをしのいだ。90分間身体を張り、失点を防ぎ続けた。

DF
14 石原崇兆 5.5
ボールを奪ってドリブルで何度か良い仕掛けを見せることができていたが、奪った後のパス精度を欠き、相手にボールを奪われる場面が目立った。

MF
17 富田晋伍 6
ボールを奪うという持ち味をいかんなく発揮し、守備の安定に大きく貢献した。ただ、ここ最近良さを出せていた攻撃面ではあまり関わることができなかった。

MF
8 松下佳貴 5.5
いくつか決定機を演出するパスを出すことはできていたが、相手も仙台のキーマンであることは熟知しており、徹底マークされボールを奪われることもあった。
 

次ページ仙台――関口は真瀬とよく連係し相手のサイド攻撃を抑える

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