【J1採点&寸評】大分2-1福岡|来日初弾の助っ人DFを最高評価! 長沢は冷静に先制点をゲット

2021年05月31日 柚野真也

大分――GKから臆することなくビルドアップ

【警告】大分=小林(15分)、香川(40分)  福岡=渡(37分)、宮(89分)
【退場】大分=なし 福岡=なし
【MAN OF THE MATCH】エンリケ・トレヴィザン(大分)

[J1リーグ17節]大分2-1福岡/5月30日(日)/昭和電工ドーム大分

【チーム採点・寸評】
大分 6.5

全員がハードワークに徹し、5試合ぶりの勝利を呼び込んだ。早い時間帯の先制点で精神的な部分で優位に立て、最後まで運動量も落ちなかった。

【大分|採点・寸評】 
GK
22 ポープ・ウィリアム 6

流れが悪い時は時間を使い、ビルドアップでは相手の前線からのプレスに臆することなくつないだ。

DF
4 坂 圭祐 5.5(87分OUT)

自分より大きな相手に対しても臆することなく空中戦でバトルを繰り返し、跳ね返した。ただ攻撃では不完全燃焼か。

MAN OF THE MATCH
14 エンリケ・トレヴィザン 7

相手の時間が続いたなかでCKから貴重な追加点をゲット。これが待望の来日初弾。守ってはブルーノ・メンデス、フアンマを相手に空中戦では負けなかった。

3 三竿雄斗 5.5 
球際で強さを見せ最少失点に抑えたが、ロングボールに対しバウンド処理を誤り危ない場面もあった。
 
MF
15 小出悠太 6.5

前半から果敢な攻撃参加で右サイドを活性化。90分間、上下動を繰り替えし、守備では身体を張って戦う姿勢を示し続けた。

49 羽田健人 6
持ち味の高さを十分に発揮した。相手のロングボールに対し、競り合いでほぼ負けることはなかった。

11 下田北斗 6.5
広範囲で顔を出し、ボールを引き出しては捌き、巧妙に試合を作った。セットプレーでも精度の高いキックを見せた。

2 香川勇気 6
先制点をアシスト、追加点はカウンターから長い距離をドリブルで運び、CKを得たことで生まれた。
 

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