【J1採点&寸評】仙台1-1C大阪|マルティノスがチームを救うスーパーゴール。チアゴは攻守に存在感

2021年05月30日 小林健志

仙台――スウォビィクはファインセーブ連発

【警告】仙台=西村(54分) C大阪=ダンクレー(34分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】マルティノス(仙台)

[J1第17節]仙台1-1C大阪/5月30日/ユアテックスタジアム仙台

【チーム採点・寸評】
仙台 6
フォギーニョの前半での離脱や、疲労からか攻撃でリズムがなかなか出なかった。終盤の蜂須賀、マルティノスらの投入でリズムを変え同点には追いついたが、逆転までは届かずJ2降格圏脱出はならなかった。それでも上昇ムードを止めずに連戦を終えられたのは大きい。

【仙台|採点・寸評】
GK
27 ヤクブ・スウォビィク 6.5
1失点はしたものの、ファインセーブを連発してチームを再三のピンチから救い、勝点1獲得に大きく貢献した。

DF
25 真瀬拓海 5.5
流動的に動いてくる相手攻撃陣に対し、身体を張った守備はできていたが、やや疲れも見え、攻撃で存在感を発揮しきれなかった。

DF
5 アピアタウィア久 6
以前のように集中が切れることも無くなり、高さと強さを活かして相手の攻撃を防いだ。攻撃に関わるプレーがもっとあっても良かった。
 
DF
13 平岡康裕 5.5
失点時、セットプレーの守備でチアゴに競り負けてしまったのは痛かった。それ以外では相手の猛攻を丁寧にはね返すことができ、パス出しも正確だった。

DF
14 石原崇兆 5.5(74分OUT)
守備で身体を張ったプレーを見せていたが、攻撃にはあまり絡めず、連戦の疲労からかパスミスも目立ち、後半途中交代となった。

MF
35 フォギーニョ 6(16分OUT)
立ち上がりから攻守によく顔を出していたが、前半14分頃足を傷めピッチに倒れ込み、そのまま負傷交代となってしまった。

MF
17 富田晋伍 6.5
前回出場の大分戦同様に球際に強い守備だけでなく、攻撃へのつなぎにも果敢にトライし、蜂須賀へのパスがマルティノスのゴールの起点となった。急遽投入された中原とのコンビネーションも良かった。
 

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