【J1採点&寸評】鹿島1-0C大阪|荒木がチーム最多の6点目で勝利に導く。奥埜のハードワークも好印象

2021年05月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

鹿島――90分間、気持ちを込めて戦い続けた

【警告】鹿島=犬飼(31分) C大阪=丸橋(50分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】荒木遼太郎(鹿島)

[J1第16節]鹿島1-0C大阪/5月26日/県立カシマサッカースタジアム

【チーム採点・寸評】
鹿島 6.5
途切れることのないハイプレスによって相手のミスを誘い、価値ある1点につなげた。相馬体制となって初の黒星を喫した前節。連敗を阻むべく、90分間、気持ちを込めて戦い続けた。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6
ボールを握って前がかりになるぶん、ハイラインの背後のスペースが狙われやすいが、集中力と注意力を持って警戒にあたった。攻撃の第一歩というべき好フィードも見せた。

DF
32 常本佳吾 6
67分、ゴール前に走り込むFW土居に技ありクロスを供給。得点には至らなかったものの、キックに細工を施し、相手守備陣を慌てさせた。

DF
39 犬飼智也 6
細かいミスが散見されたが、要所を締め、クリーンシートに貢献。背後を取られそうなスルーパスも"もう一歩"を伸ばし、見事にカットした。
 
DF
28 町田浩樹 6
トラップが大きくなったところをかっさらわれ、後ろから追いかける状況になったが、最後の最後に体勢を崩しながらも頭でラインの外にかきだした。自分のミスは自分の責任で帳消しに。

DF
14 永戸勝也 6.5
サイドを駆け上がり、クロスを送るだけではなく、ゴール前の小泉に縦パスを合わせ、好機を演出。20メートルあまりのFKを直接狙うシーンもあった。プレーに活力が感じられる。

MF
4 レオ・シルバ 6(73分OUT)
ゲームキャプテンを仰せつかり、立ち上がりからエンジン全開。オープン気味になった後半はやや疲れが見え隠れし、三竿にあとを託した。

MF
21 ディエゴ・ピトゥカ 6
らしからぬパスミスが少なくなかったが、動きの量が増えてきて、トップフォームに戻りつつある印象だ。シャペウ(相手の頭上を越すようなボール扱い)を見せるなど、余裕も出てきた。
 

次ページ鹿島――小泉は終了間際の好機を決めていたら…

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事