【J1採点&寸評】徳島0-0名古屋|無得点も徳島は充実の内容。MOMは節目のゲームを迎えたストライカー

2021年05月23日 岡本浩行

徳島――最終ライン3枚の助っ人のコンビネーションも向上

【警告】徳島=鈴木(51分)、ドゥシャン(59分) 名古屋=木本(38分)
【退場】徳島=なし 名古屋=なし
【MAN OF THE MATCH】宮代大聖(徳島)

[J1リーグ15節]徳島0-0名古屋/5月22日(土)/鳴門・大塚

【チーム採点・寸評】
徳島 6.5

得点こそ入らなかったが、今シーズンのベストゲームと言ってもいい内容。最終ラインの統制もここにきてバランスが取れてきた。オフェンス陣も奮戦したが、やはり勝点3を取れなかったのは痛い。

【徳島|採点・寸評】
GK
21 上福元直人 6

ディフェンスの裏を突くパスにも冷静に対応し、終始危なげない守りをした。

DF
15 岸本武流 6.5

自陣でのカウンターの芽を摘むディフェンスが光った。特に、五輪代表候補の相馬に仕事をさせなかった働きは高く評価したい。

3 ドゥシャン 6.5
自陣深くから前線への正確なロングパスなど、チャンスに繋がる働きをしていた。また、柿谷を自由にさせない守備を見ても、彼の持ち味を十分発揮できた試合だったと言えるだろう。
 
14 カカ 6.5
多くのセカンドボール回収し、名古屋に決定機を作らせなかった。また、難しい軌道のボールの対処も確実で、最後まで最終ラインに安定感をもたらした。

4 ジエゴ 6
攻守にわたり大車輪の働きは今日も健在。カカとのコンビもここにきて安定感を増してきた。

MF
8 岩尾 憲 6.5

彼を起点としたピルドアップが、今節も徳島に勢いをつけた。得点こそ奪えなかったが、ミドルレンジからの強烈なシュートも印象に残った。

23 鈴木徳真 6(74分OUT)
中盤でボールを細かく回収し、名古屋に中央での支配を許さず、枠を捉えたミドルシュートも放った。終盤にバトッキオと交代する。
 

次ページ徳島――満足のいく内容に、指揮官の声のトーンも高かった

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