【J1採点&寸評】鳥栖2-1鹿島|決勝点アシストの仙頭は守備でも貢献。相馬監督は就任後初黒星

2021年05月22日 荒木英喜

鳥栖――樋口の決勝点は見事だったが…

【警告】鳥栖=エドゥアルド(41分)、ファン・ソッコ(87分) 鹿島=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】仙頭啓矢(鳥栖)

[J1第15節]鳥栖2-1鹿島/5月22日/駅前不動産スタジアム

【チーム採点・寸評】
鳥栖 6.5
右で攻撃を作りつつ、サイドを変えて左を突き崩すという戦術で後半の主導権を握り、今季初の逆転勝利。

【鳥栖|採点・寸評】
GK
40 朴 一圭 6
後半は前半以上にビルドアップに関わり、チームが主導権を握ることに貢献。失点は不運だった。

DF
20 ファン・ソッコ 6
古巣相手に要所を抑える守備で貢献。飯野や樋口を生かすパスも光っていた。

DF
3 エドゥアルド 6
失点に絡んだのはアンラッキー。ロングフィードで相手のプレスをかわす組み立てはまずまず。

DF
47 中野伸哉 6(81分OUT)
プレーの判断で疑問が残る場面が散見されたが、クロスの質は高かった。あとは味方との連係向上に期待。
 
MF
24 飯野七聖 6
右からの仕掛けで攻撃のアクセントとなった。終了間際のキツい時間帯にも前へ出るスタミナは素晴らしい。

MF
10 樋口雄太 6
決勝ゴールは見事だった。しかし、厳しく評価すればそれ以外にも決められるチャンスがあった。

MF
41 松岡大起 6
最終ラインに入ってのビルドアップに加え、サイドへの大きな展開で攻撃にテンポを与えた。守備でも身体を張る。

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