【J1採点&寸評】浦和1-0徳島|混乱を収め、古巣の穴を突いたリカルド采配を高評価!西川&槙野が盤石の安定感

2021年04月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

浦和――MOMは味方に大きな安心感を与えた守護神

【警告】浦和=関根(90分)、山中(90+2分) 徳島=なし
【退場】浦和=なし 徳島=なし
【MAN OF THE MATCH】西川周作(浦和)

[J1リーグ9節]浦和1-0徳島/4月11日(日)/埼玉

【チーム採点・寸評】
浦和 6.5

負傷交代でシステム変更を強いられるアクシデントに耐え、後半にセットプレーで決勝点。内容的には苦しんだが、約2年ぶりの3連勝を達成。

【動画】関根が値千金のヘディング弾!浦和vs徳島戦ハイライト

【浦和|採点・寸評】
GK
MAN OF THE MATCH
1 西川周作 7

前半にミドル1本、至近距離からのシュート2本をファインセーブして、勝利の原動力に。セットプレー時の指示も明確で、味方に安心感を与えた。

DF
8 西 大伍 6

徳島のプレスを受ける中でもプレーがブレなかった選手のひとり。相手からすれば、嫌な位置を常に取っている「曲者」に見えるだろう。

4 岩波拓也 5.5
プレスを受ける展開にパススピードを上げる意図は感じられたが、そのボールが浮いてしまうと厳しい。相手ボール時にも安定感を欠いた。

【9節PHOTO】浦和1-0徳島|小柄な関根がヘディングで決勝ゴール!浦和、3連勝を達成!
5 槙野智章 7
相手ボール時には最終ラインで強さと安定感があり、マイボールではミスをしそうな雰囲気もない。3連勝の達成に大きく貢献した。

6 山中亮輔 6.5
関根に正確なクロスを提供して決勝ゴールを導く。相手ボール時にも、自分のサイドを突破される場面はほぼなかった。

MF
17 伊藤敦樹 6

1ボランチでスタートし、交代でダブルボランチに。動きすぎずに中央を維持して、カウンターを受けた場面ではボール際の強さを見せた。

41 関根貴大 6.5(90+5分OUT)
狙い通りの形で決勝のヘディングシュートを決める。西のサポートを受けながら、果敢に突破を試みる場面も増えてきた。

37 武田英寿 ―(11分OUT)
開始直後に1本シュートを放ち、無念の負傷交代。状態が心配される。
 

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