【J1採点&寸評】浦和2-0横浜FC|今季初勝利の浦和では6選手が「6.5」以上…期待を込めてMOMに選んだのは

2021年03月11日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

浦和――宇賀神が流れを変える大仕事を果たす

【警告】浦和=伊藤敦(61分) 横浜FC=中塩(44分)
【退場】浦和=なし 横浜FC=なし
【MAN OF THE MATCH】杉本健勇(浦和)

[J1第3節]浦和2-0横浜FC/3月10日/埼玉

【チーム採点・寸評】
浦和 6.5

前半はなかなかボールがつながらなかったが、37分のPKを決めて流れに乗ると、立て続けにカウンターからチャンスを作るなどリズムを掴む。ボールを握った後半に追加点を奪えればベストも、上手く立ち回り今季初勝利を飾った。

【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 6

ビッグセーブを見せるような危ないシーンがそもそも少なかった。それでも浴びたシュートは確実に処理し、見事完封に成功。

DF
3 宇賀神友弥 6.5

対面した松尾に振り切られるシーンは少なく、守備できっちりと任務を遂行。またインナーラップを仕掛けてPKをもらった33分の仕事は試合の流れを変えた。

4 岩波拓也 6
前半は本来の右側のCBではなく、左側に立っていたため、持ち前のフィードを披露する機会は限られた。それでも守備はそつなくこなした。

5 槙野智章 6
30分には伊藤翔をペナルティエリアに侵入させるなど、数は少ないとはいえマークを簡単に外すシーンも。それでも1対1では強さを誇示。

6 山中亮輔 6
攻撃性能を遺憾なく発揮。機を見て攻め上がると度々自慢の左足でチャンスを演出。アシストには至らなかったが、相手からしたら怖い存在だった。
 
MF
15 明本考浩 6
(HT OUT)
前線からのプレッシングや相手サイドハーフへのプレスバックは実に効果的。相手を背負いながらの機敏なターンも見応えがあった。24分から右サイドハーフに。

17 伊藤敦樹 6.5
41分に駆け上がっていきJ初ゴールかと思われたが、直前のオフサイドにより惜しくも取り消された。ただそれ以外でも度々ゴール前に顔を出し、積極的に得点を狙った。

18 小泉佳穂 6(77分OUT)
24分からは主戦場のトップ下に。アタッキングサードでのアイデアは物足りないものの、J1水準のプレスにも慣れた様子で丁寧にゲームメイク。惜しみないプレスも好印象。
 

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