「ダイバーと言われるのは悲しすぎる」バルサ戦欠場決定のネイマール、SNSで弱音を吐露「自分のプレースタイルが嫌に…」

2021年02月12日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

カップ戦で負傷、4週間の離脱が発表された

負傷した後、涙を流しながらピッチから去っていたネイマール。 (C)Getty Images

 運命のいたずらとしか言いようがないだろう。

 パリ・サンジェルマンは2月11日、負傷したネイマールが左内転筋に損傷を負っており、約4週間の戦列離脱が見込まれると発表した。

 10日のカップ戦で負傷したネイマールは、16日に行われるバルセロナとのチャンピオンズ・リーグ(CL)のラウンド・オブ・16第1レグを欠場することになる。3月10日に予定されている第2レグへの出場も微妙なところだ。

 古巣との対戦、旧友たちとの再会を楽しみにしていたはずのネイマールの落胆は想像に難くない。11日、ネイマールはインスタグラムでピッチに横たわる自分の写真画像を投稿。「とても悲しい。計り知れないつらさだ。ずっと泣いている」と心境を明かした。(米スポーツチャンネル『ESPN』より)
 
「僕はまたも人生でもっとも愛していること、つまりサッカーをするために少し立ち止まることになる」

 負傷した際に様々な批判も浴びたネイマールは、強く心を痛めているようだ。「自分のプレースタイルが嫌になることがある。ドリブルをして、ずっと倒されることになっているからだ」と続けた。

「問題が自分なのか、ピッチで自分がすることなのか分からない。これは本当に悲しくなる」

 さらに、ネイマールは「選手だろうが、コーチだろうが、コメンテーターだろうが、だれからであっても、『彼は叩かれなければいけない』『ダイバーだ』『泣き言ばかり』『子ども』『甘やかされている』と言われるのは悲しすぎる」と述べ、心が折れかかっている様子をうかがわせている。

「正直、これには悲しくなる。自分がどれだけ耐えられるか分からないよ。僕はただ幸せにサッカーをしたいだけ。それだけなんだ」

 約1カ月後、ネイマールは笑顔でピッチに戻ることができるのか。そして、パリで行なわれる予定のバルサとの第2レグには間に合うのだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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