【長崎|新体制】悲願のJ1昇格へ!都倉ら「攻守の課題を埋める」新戦力を加え吉田新体制がスタート

2021年01月20日 藤原裕久

「J1昇格のために持っているもの全て捧げたい」(都倉)

新体制発表会見には新戦力4人が参加。前列は左から五月田星矢、左か原田岳、竹元義幸テクニカルダイレクター、髙田春奈社長、吉田孝行監督、都倉賢、新里亮。写真:藤原裕久(フリーライター)

「目標はJ1昇格。このひとつだけだと思います」

 20日、佐世保市で行なわれたV・ファーレン長崎の新体制発表会見で、吉田孝行新監督は力強く宣言。「自分も関わっていましたし、昨年と大きくサッカーは変わりません」と前置きしたうえで、「僕のフィロソフィーとして『サッカーボールは我々のもの』というのがあるので、攻撃ではボールを大事して、守備では相手から奪い返す、見ている人がワクワクする、攻守にアグレッシブで主導権を握るサッカーを目指したい」と決意を語った。

 会見には吉田監督の他、髙田春奈社長、竹元義幸テクニカルダイレクター、新加入選手のうち、大学での試合のために欠席した鍬先祐弥を除く、都倉賢(C大阪)、新里亮(G大阪)、原田岳(横浜)、五月田星矢(長崎U-18)の4名が参加。
 
 強化担当の竹元テクニカルダイレクターは、「既存の選手が多く残ってくれたことが最大の補強」としたうえで「攻守の課題を埋める補強」を進めたことを説明。得点源と期待される都倉は「J1昇格のために持っているもの全て捧げたい」と抱負を語った。

 会見では、サポーターの暖かさに応えられるよう一所懸命に戦い、希望の光となれるよう主体的に光っていくという思いを込めた新スローガン『全力で光れ Keep on Shining for the Future』も発表。髙田春奈社長は「今年一年、駆け抜けたいと思います」とコメントした。

取材・文●藤原裕久(フリーライター)

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