【J1採点&寸評】鹿島2-0清水|圧巻2発の上田がMOM! 絶妙スルーパスの助っ人MFも好評価

2020年12月13日 サッカーダイジェスト編集部

鹿島――小泉の何気ないワンプレー

【警告】鹿島=なし 清水=ファン・ソッコ(39分)、エウシーニョ(79分)、ヴァウド(80分)
【退場】鹿島=なし 清水=なし
【MAN OF THE MATCH】上田綺世(鹿島)

[J1リーグ32節]鹿島2-0清水/12月12日(土)/カシマ

【チーム採点・寸評】
鹿島  6.5
ACLの出場権獲得にかけるチームの熱量が最大の勝因だろう。開始12分間で上田が2得点。試合の主導権を握ったことで、余裕が生まれ、危なげなく勝点3を積み上げた。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6
公式記録によると被シュートは7本だが、そのうちヒヤリとしたのは試合終了間際の1回くらいか。味方選手の身体に当たってこぼれたボールを素早く手元に収めた。

DF
37 小泉 慶 6.5
ディフェンスラインの中央の背後を取られそうな瞬間、素早くカバーに走り、ピンチの芽を摘んだ。何気ないワンプレーながら機転が利いていた。

39 犬飼智也 6
守備に奔走するだけではなく、ビルドアップにも積極的に関与。前節に続き、FKを直接狙うシーンもあった。
 
28 町田浩樹 6
試合終了間際、相手FWに軽くいなされ、状況を悪化させたが、全体的なパフォーマンスは及第点。

16 山本脩斗 6
21分、GKとDFの間に心憎いまでのグラウンダークロスをワンタッチで送り、相手守備陣を慌てさせた。あの"さりげなさ"がベテランならではの味か。

MF
20 三竿健斗 6.5
90分を通してほとんどミスがなく、堂々とした振る舞いが目立った。攻守にメリハリのあるプレーで、チームの勝利に尽くした。

4 レオ・シルバ 6(83分OUT)
開始3分、ミドルレンジからオープニングシュートを放つ。相手GKに阻まれたものの、これが右CKとなって先制点につながった。
 

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