【J2】乱打戦を制した徳島が首位キープ!福岡はフアンマ弾で昇格圏に再浮上!磐田・遠藤保仁は移籍後2点目

2020年11月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

徳島は3-0から…

左足での鮮やかなミドルシュートで、磐田移籍後2点目を奪った遠藤。写真:田中研治

 J2リーグは11月29日、各地で37節の9試合を実施。首位の徳島と3位の福岡は勝利を収めた。9位のジュビロ磐田は、遠藤保仁が左足で奪った移籍後2点目などでジェフ千葉を2-1で下し、6戦負けなしとした。

J2リーグ 順位表

 J2首位を走る徳島ヴォルティスは、アウェーで16位ツエーゲン金沢と対戦し、開始7分で早速均衡を崩す。田向泰輝のクロスをGKが足で弾いたところを西谷和希がペナルティエリア左で拾い、さらに左へ切り込むと、左足で強烈なシュートを放ちゴールネットを揺らした。勢いに乗った徳島は23分に垣田裕暉、33分に岩尾憲がそれぞれクロスに合わせ追加点。金沢を一気に突き放す。

 だが、そこからまさかの展開。42分に1点を返されると、59分、63分にも立て続けに失点し、3-0から同点に追いつかれてしまう。それでも80分、岸本武流が右サイドから上げた低い弾道のクロスに、垣田が反応し勝ち越しゴール。23歳の今季15点目により、乱打戦に終止符が打たれた。4-3で辛くも勝利した徳島は2連勝で、勝点を77に積み上げた。

 2戦続けて1-1のドローと足踏みの続く2位アビスパ福岡は、ホームで13位大宮アルディージャとの顔合わせ。スコアレスが続いたなかで、58分にようやく先制点を奪う。エミル・サロモンソンの右サイドからのクロスを、フアンマ・デルガドが頭で合わせ、大宮の牙城を崩した。結局その後は、スコアは動かず。"ウノゼロ"で勝利した福岡が勝点を73とし、昇格圏に再浮上した。
 
 J2リーグ37節の結果は以下の通り(左側がホームチーム)。

琉球4-0東京V
千葉1-2磐田
松本0-0京都
金沢3-4徳島
愛媛2-1水戸
福岡1-0大宮
栃木2-0山口
町田0-3群馬
甲府0-0山形

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】移籍後2点目は左足から!遠藤の華麗なミドル弾はこちら!

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