【J1採点&寸評】柏1-2鳥栖|MOMは先制弾の大卒ストライカー!準備期間3日の柏も終盤は息を吹き返す

2020年11月22日 鈴木潤

柏――良いプレーも多くあったが、準備不足は否めなかった

【警告】柏=大谷(45+1分)、ヒシャルジソン(83分) 鳥栖=なし
【退場】柏=なし 鳥栖=なし
【MAN OF THE MATCH】林 大地(鳥栖)

[J1・28節]柏1-2鳥栖/11月21日(土)/三協フロンテア柏スタジアム

【チーム採点・寸評】
柏 5.5

練習再開から3日で迎えた試合だけに準備不足は否めなかった。連係が噛み合わず、ミスが多発し、終始鳥栖にペースを握られた試合となった。しかし終盤には次節以降につながる1点を返す。

【柏|採点・寸評】
GK
17 キム・スンギュ 5.5

4つのビッグセーブはいずれも見事と言うしかない。そのセーブがなければ一方的な試合になっていた可能性もあるが、53分の致命的なパスミスで失点の原因を作ってしまったのは大きなマイナス点。

DF
13 北爪健吾 6

前半はイージーなミスが見られたものの、神谷投入以降は積極的にサイドを駆け上がり、87分には得点につながるクロスを供給。

25 大南拓磨 5
序盤から林、小屋松に簡単に振り切られる不安定さを露呈。ビルドアップでもイージーなパスミスで59分にはピンチを招いた。
 
50 山下達也 5.5
対人守備では強さを発揮したが、ビルドアップでは鳥栖の前線からのプレッシングに圧倒され、狙われている左サイドにパスを付けるしか選択肢がなかった。

4 古賀太陽 5.5
ビルドアップでは普段では見せないパスミスが頻発した。攻撃をサポートしても、その後のプレーの選択が消極的だった。

MF
7 大谷秀和 5.5(HT OUT)

ビルドアップの入り口を作るため、最終ラインに落ちて鳥栖のプレスをいなそうとするが精彩を欠き、前半だけで交代となった。

27 三原雅俊 5.5
セカンドボールを拾う普段の出足の良さがなく、わずかに対応に遅れる。前半はミスも目立ったが、終盤は少しずつリズムを取り戻した。
 

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