【J1採点&寸評】清水3-1神戸|イニエスタを上回る輝き!MOMは全3得点をアシストした俊英MF

2020年11月04日 前島芳雄

清水――プレッシングとブロック構築のメリハリが明確だった守備面

【警告】清水=なし 神戸=ダンクレー(84分)
【退場】清水=なし 神戸=なし
【MAN OF THE MATCH】西澤健太(清水)

[J1リーグ26節]清水 3-1 神戸/11月3日(火)/アイスタ

【PHOTO】清水3-1神戸|西澤が全得点に絡む活躍!監督交代直後の清水が逆転勝利!

【チーム採点・寸評】
清水 6.5

守備では前からアグレッシブにプレスをかける場面とブロックを作って守る場面のメリハリが明確で、攻撃では最大の武器であるセットプレーで良い流れを掴み、平岡新監督の初陣を勝利で飾った。

【清水|採点・寸評】
GK
31 梅田透吾 6

前半でミスタッチからヒヤリとする場面があったが、その後も高い位置を取って冷静にビルドアップに参加。好セーブもあって失点を最小限に。

DF
18 エウシーニョ 6.5(90+1分OUT)

攻守両面で彼らしいクオリティを発揮したうえで、決勝点となる今季初ゴールで勝利に大きく貢献した。

5 ヴァウド 6.5
守備でドウグラスらに大きな仕事をさせず、逆転の口火を切る同点ゴールをゲット。MOMに匹敵する働きだった。
 
3 ファン・ソッコ 6
クロス対応でヒヤリとする場面もあったが、ディフェンスラインを統率しながら危ないところをカバーし、失点を最小限に抑えた。

15 金井貢史 6.5
神出鬼没な動きや的確なパスで攻撃を牽引し、守備でも冷静に対応したうえで、セットプレーから3点目を流し込んだ。

MF
22 ヘナト・アウグスト 6

積極的に攻撃に絡む意識を見せた中で決定的な仕事はできなかったが、守備での貢献度の高さは相変わらず。

6 竹内 涼 6.5(76分OUT)
ケガ明けでフル出場はならなかったが、闘志、冷静さ、プレーのクオリティでチームを牽引し、キャプテンらしい働きを見せた。
 

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