【J1採点&寸評】柏1-1浦和|先制ゴラッソの江坂も効果的だったが、主役は相手キーマンを封じた浦和のDF!

2020年10月15日 鈴木潤

柏――ミスもあって同点に追いつかれてしまう

【警告】柏=川口(22分)、ヒシャルジソン(87分) 浦和=槙野(52分)、マルティノス(57分)、岩波(81分)、宇賀神(90+1分)
【退場】柏=なし 浦和=なし
【MAN OF THE MATCH】槙野智章(浦和)

[J1リーグ22節]柏1-1浦和/10月14日(水)/三協フロンテア柏スタジアム

【チーム採点・寸評】
柏 6

41分にカウンターで先制したが、全体的にミスが見受けられ59分に同点にされてしまう。システムを変えて守備の安定を図り、堅い守備と素早い攻撃で追加点を狙うも浦和の守備を攻略できなかった。

【柏|採点・寸評】
GK
17 キム ・スンギュ 6

11分には興梠との1対1を食い止め、49分には正面だったとはいえ武藤の決定的なヘッドをキャッチ。セットプレーから1失点こそ許したものの、好セーブでチームを救った。

DF
24 川口尚紀 5.5(67分OUT)

何度か攻撃参加は見せたが、守備の部分で汰木の対応に後手を踏み、ボールの処理でもミスが目立った。

25 大南拓磨 5.5
背後へ抜け出す武藤を潰せず、高い位置で起点を作られる。後半の立ち上がりにも興梠へのアプローチを剥がされたことで大ピンチを招くなど安定感に欠けた。
 
4 古賀太陽 6
大南とのマークの受け渡しではどちらが武藤と興梠を捕まえるのかがはっきりしなかった。ただ、長いボールで背後を狙う浦和の攻撃に対しては応戦した。

20 三丸 拡 6
イージーなパスミスも散見されたが、それでも41分には浦和の背後のスペースへ好パスを通して江坂の得点をアシストした。

MF
8 ヒシャルジソン 5.5

ボールを持ったときには要所で推進力を与えていたが、守備面ではライン間のスペースを埋めきれない場面があり、そこを何度か浦和に突かれる。

27 三原雅俊 6
セカンドボールボールを回収して攻撃陣につなげる役目を果たす。対人プレーでも終始激しいコンタクトを見せた。41分にはマルティノスの動きを止め、クリスティアーノがボールを奪う流れを作る。
 

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