【ルヴァン杯準決勝 採点&寸評】横浜0-1柏|ビッグセーブ連発の守護神がMOM。攻守で奮闘したリベロも高評価

2020年10月08日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

横浜――T・マルチンスはオルンガと激しくマッチアップ

【警告】横浜=なし 柏=高橋(90分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】キム・スンギュ(柏)

[ルヴァン杯準決勝]横浜0-1柏/10月7日/ニッパツ

【チーム採点・寸評】
横浜 5.5
シュート数は柏の6本に対して20本。自慢の『アタッキング・フットボール』で攻めに攻めまくったが、ひとつのゴールも奪えず。ただ、決定力不足と言えばそれまでだが、チャンスの質は高かった。相手GKを褒めるしかない。

【横浜|採点・寸評】
GK
21 梶川裕嗣 6
失点の場面では、山下のシュートが味方に当たってコースが変わり、反応しきれず。それ以外は特に問題はなかった。

DF
25 小池龍太 6
決定的な仕事は果たせなかったものの、最後まで攻守の両局面でアグレッシブに振る舞い、右サイドを活性化させた。

13 チアゴ・マルチンス 6
オルンガと見応えのあるマッチアップ。シュートを打たれるシーンもあったが、ゴールは許さなかった。
44 畠中槙之輔 6
正確かつ気の利いた配給でビルドアップを下支え。守備面でも大きな失態はなかっただけに悔しい結果に。

5 ティーラトン 5.5
飛び込んできた山下にほぼ抵抗できずにゴールを許す。攻撃面では随所で工夫を凝らすも、イージーなミスも。

MF
6 扇原貴宏 6(63分OUT)
50分、左からのマイナス気味のクロスに右足で合わせたが相手GKに止められる。精緻なサイドチェンジはさすがだった。

8 喜田拓也 6
山下のシュートが身体に当たり自陣ゴールに。ただそれは必死の対応の結果で責められない。むしろ中盤での献身的な捌きを評価したい。
 

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