【J1採点&寸評】横浜2-3神戸|異次元のボールタッチ! 2ゴールに絡んだ“魔術師”をMOMに!

2020年10月05日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

横浜――決定力の差が勝敗を分ける

【警告】横浜=畠中(39分)、M・ジュニオール(63分)、ティーラトン(90+6分) 神戸=なし
【退場】横浜=なし 神戸=なし
【MAN OF THE MATCH】アンドレス・イニエスタ(神戸)

[J1リーグ20節]横浜2-3神戸/10月4日(日)/ニッパツ三ツ沢球技場

【チーム採点・寸評】
横浜 5.5
26本ものシュートを放ちながら、ネットを揺らしたのは立ち上がりと、最終盤の2点。圧倒的に押し込む展開となったが、最終的に決定力の差が勝敗を分けた。6試合ぶりの黒星で2試合勝利なしに。

【横浜|採点・寸評】 
GK
21 梶川裕嗣 5.5
タイミングの良い飛び出しを見せていた。相手の反撃の口火を切ったドウグラスの同点ゴールはなんとか止めたかった。

DF
25 小池龍太 6.5
再三に渡り、右サイドから良質なクロスを供給。試合終了間際には、こぼれ球を拾って豪快にネットを揺らした。

13 チアゴ・マルチンス 5
前半は古橋に対し、マンマークでしっかりと対応。しかし、相手の3点目の場面では、同選手をフリーにしてしまった。

44 畠中槙之輔 5
24節・清水戦での負傷から5試合ぶりの復帰。38分には、古橋のスピードに乗った突破についていけず、カード覚悟で止めるしかなかった。

5 ティーラトン 5.5
68分にはカウンターから、左足で強烈なシュートを放つなど、積極的に攻撃参加。しかし、パスミスでせっかくの好機を潰してしまう場面も。
 
MF
6 扇原貴宏 6
3バックの中央でプレー。攻撃時には至る所に顔を出し、攻撃のアクセントとなっていた。58分の強烈なダイレクトボレーが決まっていれば…。

26 渡辺皓太 5.5(85分OUT)
右サイドの小池とのワンツーなど、周囲との連係で潤滑油的役割を果たしていた。ただ、バイタルエリアでの工夫がもう少し欲しかった。

33 和田拓也 5(85分OUT)
ボールをうまく散らして、無難にタスクをこなしていた。しかし、相手の決勝点につながるボールロストはいただけない。
 

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