【J1採点&寸評】浦和0-3川崎|家長は極上のスキルと異次元のリズムで違いに。MOMは圧巻ボレー弾の…

2020年09月21日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

浦和――柏木は攻撃のアクセントとなったが

【警告】浦和=柴戸(16分) 川崎=ジェジエウ(36分)、宮代(90+4分)
【退場】浦和=なし 川崎=なし
【MAN OF THE MATCH】山根視来(川崎)

[J1第17節]浦和0-3川崎/9月20日/埼玉スタジアム2002

【チーム採点・寸評】
浦和 5

丁寧に試合を運んだ序盤は悪くなかったものの、38分に先制点を献上してからは流れを一向に掴めず。後半には上手く試合を運ばれながら追加点を許し、首位チームに地力の差を見せつけられた。

【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 4.5

セービングが光ったのはヘディングを止めた61分くらい。それ以外ではファインセーブはなく、チームを勝利に導けなかった。

DF
5 槙野智章 4.5

身体を張ってシュートブロックをするも空回り。50分にあっさりと小林のマークを外してヘディングを許したのは、あまりに痛恨だった。

6 山中亮輔 4.5
豪快なオーバーラップは見応えがあった一方で、守備の粗さが目立った。家長と山根のコンビに振り回され、失点に関与。

20 トーマス・デン 5(82分OUT)
攻守両局面において、いつもの落ち着きを欠いていた印象。中央エリアのケアと大外の齋藤のドリブルに手を焼いた。

31 岩波拓也 5
サイドを左右に振られたせいで、上手くラインをコントロールできず。ゴール前にスペースを生んでしまった。
 
MF
8 エヴェルトン 5.5

スペースを埋めようと中盤の広範囲を動き回ったものの、流動的にポジションを変える相手のMFを捕まえ切れなかった。

10 柏木陽介 5.5(72分OUT)
前半の初めは持ち前のパスセンスを活かして攻撃のアクセントとなった。後半になって徐々にトーンダウンしたのが残念。

29 柴戸 海 5
素早く前方へとボールを回し、攻撃を加速させようという姿勢は素晴らしい。ただ守備面では相手のテンポの速いパスワークについていけず。

41 関根貴大 5(53分OUT)
切れ味鋭いドリブルで存在感を示したのは前半の30分くらいまで。その後はボールロストが多く、守備では山根を自由にさせるシーンも。

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