【J1採点&寸評】横浜1-2C大阪|清武が異次元の妙技を連発…決勝点演出のドリブラーも高評価

2020年09月14日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

横浜――リーグ3連敗も、迫力のある攻撃は見応えがあった

【警告】横浜=ティーラトン(56分) C大阪=なし
【退場】横浜=伊藤(65分) C大阪=なし
【MAN OF THE MATCH】清武弘嗣(C大阪)

[J1第16節]横浜1-2C大阪/9月13日/日産スタジアム

【チーム採点・寸評】
横浜 6

何人もが一斉にゴール前へと入り込む雪崩のようなアタックを序盤から展開し、ゴールを狙うも1得点に留まる。伊藤が退場した後に逆転されリーグ3連敗を喫したが、迫力のある攻撃は実に見応えがあった。

【横浜|採点・寸評】
GK
21 梶川裕嗣 5

前方に位置取り過ぎ、清武のループシュートを止められず。3分と57分のファインセーブだけではチームを勝利に導けなかった。

DF
13 チアゴ・マルチンス 5.5

幅広いエリアを動き回り、鋭いタックルでピンチの芽を摘んでいた。しかし決定的な場面で、ポジショニングが中途半端に。

15 伊藤槙人 4.5
痛恨の退場で、チームの勢いを削いでしまった。清武のテクニックと片山のオーバーラップに戸惑い、安定感を欠いた。

44 畠中槙之輔 5.5
丁寧な散らしのパスと味方を動かす指示が光る。ただティーラトンがかわされた場面でカバーリングに入るのが遅れがちだった。
 
MF
5 ティーラトン 5.5

再三のクロスを供給した攻撃面は評価できるが、最後に坂元のキックフェイントにつられ、決勝点につながるクロスを上げられた。

25 小池龍太 5
1失点目のシーンでは戻り切れず、2失点目のシーンでは対応が遅れた。運動量は目を見張るものがあっただけに、肝心な局面での失態が尾を引く。

26 渡辺皓太 6(72分OUT)
和田とともに運動量豊富に中盤を奔走。時に相手ペナルティエリア付近まで駆け上がり、チャンスと見れば果敢にミドルシュートを放った。

33 和田拓也 6.5(72分OUT)
中盤の後方で献身的に働いた。攻撃時には精力的にパスを受けて左右に散らし、守備となれば素早くスペースを埋めた。
 

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