久保建英“最大のライバル”が南野拓実の同僚に?リバプールが引き抜きを画策!

2020年08月16日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

3000万ポンドのオファーを断る

久保のライバルと目されているのがチュクウェゼ(右)だ。(C) Getty Images

 現地時間8月10日に、ビジャレアルへの1年レンタルが正式に決定した久保建英。2019-2020シーズンは5位でフィニッシュし、降格したマジョルカよりもワンランクもツ―ランクも上のチームで、熾烈なポジション争いに挑むことになる。

 その19歳の日本代表MFが主戦場とする右サイドハーフで、定位置を争うライバルになりそうなのが、2つ年上の逸材サミュエル・チュクウェゼだ。

 2017年にビジャレアルの下部組織に入団し、19歳でトップデビューを飾ったナイジェリア代表戦士は、久保と同じレフティーで、スピーディーなドリブルと思い切りの良いシュートを武器に崩しの急先鋒を担っている。

 だが、この逸材に触手を伸ばしているクラブがあるという。プレミアリーグ王者のリバプールだ。アフリカに関する情報を発信している『The African Exponent』などが伝えている。

【動画】久保建英のビジャレアルでのトレーニングの模様はこちら!
 記事によれば、2月にも3000万ポンド(約42億円)のオファーを出したレッズは、まだ獲得を諦めていないようだ。プレミアリーグからの降格が決まったワトフォードからの引き抜きを狙っているイスマイラ・サールらとともに、ウイングの補強候補にリストアップしているという。

 2月のオファーを断ったように、育成に定評があるビジャレアルの下部組織出身者の中でも、"近年の最高傑作"との呼び声もある俊英を簡単に手放すことはないだろう。だが、レンタルとはいえ、ウナイ・エメリ監督が獲得を熱望した久保が加入したことが、クラブやチュクウェゼの意向に影響を与えるかもしれない。

 久保のライバルと目させてきた"ナイジェリアのロッベン"が、あるいは南野拓実の競争相手となるのか。今後の動きに注目したい。

 構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】移籍が決定し、日本のファンに向けて挨拶をする久保建英はこちら 

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