【J1採点&寸評】FC東京1-0名古屋|鉄壁だったCBがこの日の最高殊勲者。ラストマッチの室屋は…

2020年08月16日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

FC東京──CBの渡辺は“まさに鉄壁”だった

【警告】FC東京=なし 名古屋=成瀬(62分、82分)、ランゲラック(90+4分)
【退場】FC東京=なし 名古屋=成瀬(82分)
【MAN OF THE MATCH】渡辺 剛(FC東京)

[J1リーグ10節]FC東京1-0名古屋/8月15日/味の素スタジアム

【チーム採点・寸評】
FC東京 6.5
組織的な守備を軸に粘り強く戦う。ドイツへ旅立つ室屋のラストマッチという背景もあり、ナイスファイトと言えるパフォーマンスだった。

【FC東京|採点・寸評】
GK
13 波多野豪 6
少しバタついていたが、前節に続き完封で乗り切った事実は見逃せない。両CBとの連係も悪くなく、次の試合もスタメンを任されそうな期待感がある。

DF
2 室屋 成 6.5
ハノーファー移籍前のラストマッチで力強い守備を披露。素早いボール奪取から先制点のきっかけを作ったプレーが素晴らしかった。

3 森重真人 7
攻撃の局面では縦へのフィードで変化を付け、攻め込まれた際は冷静な守備でピンチの芽を摘む。渡辺との連係も申し分なしだった。

MAN OF THE MATCH
4 渡辺 剛 7.5
まさに鉄壁。名古屋の攻撃を何度も跳ね返し、シュートに対しても身を挺したブロックで対応と文句なしの出来だった。

6 小川諒也 6.5
素晴らしい攻め上がりからクロスまで持っていった18分のチャレンジが好印象。最後まで集中を切らさず守り切った。
 
MF
8 髙萩洋次郎 6.5
攻守に渡りよく顔を出し、永井への縦パスで先制点の起点に。ゴールこそならなかったが、76分の"スルスルドリブル"は見事だった。

31 安部柊斗 6.5(90+2分OUT) 
17分に倒れ込みながら左SBの小川に叩いたプレーはグッド。終盤になってもよく走り、ボールに食らいつく姿勢は感動ものだった。

45 アルトゥール・シルバ 5.5
パスの精度がいまひとつで、名古屋にカウンターを食らいそうなシーンも。後半は盛り返したが、髙萩や安部に比べると低い評価に。
 

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