【清水】代表クラスの助っ人FWふたりがついに加入!

2015年02月21日 サッカーダイジェスト編集部

欧州と中国で実績を残す、元ナイジェリア代表FW。

元ナイジェリア代表のウタカは、欧州リーグで得点王獲得の経験あり。中国では移籍金も高騰した。

 清水は2月21日、元ナイジェリア代表FWピーター・ウタカと、元オーストラリア代表FWミッチェル・デュークを完全移籍で獲得したと発表した。
 
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 これまで清水は、名古屋に移籍したノヴァコヴィッチの後釜として数々の外国籍選手を調査していたが、中国リーグでプレーするアフリカ系の選手や、韓国Kリーグでプレーするブラジル人など、いずれも契約には至らなかった。
 
 そのなかで大榎監督自身も、中国リーグの杭州緑城で監督経験があり早稲田大の先輩でもある岡田武史氏から情報を入手。「決定力を求めるならウタカ。対戦した時に3、4点取られている」とのお墨付きをもらったという。
 
 ナイジェリア出身でベルギー国籍を持つウタカは、爆発的なスピードと決定力が持ち味だ。2007-08年にはベルギー2部のロイヤル・アントワープで34試合・22得点。09-10年はデンマーク1部のオーデンセで33試合・18得点と、いずれも得点王に輝いている。
 
 12年からは中国1部でプレーし、大連阿爾濱から北京国安に移籍する際、同リーグでは過去最高となる4億7000万円の移籍金が支払われたとされる。ナイジェリア代表では通算9試合・3得点。兄のジョン・ウタカも元ナイジェリア代表だ。
 
 昨年は出場機会を失っていたこともあり、新天地でのプレーを希望。清水からのオファーを即決した。来日前はベルギーに滞在し、約3か月間は本格的な練習を行っていないため「しっかりと練習して自分のコンディションを上げながら、早く日本のサッカーに順応して、周りの選手とのコンビネーションを高めたい」と抱負を語っている。

次ページ日本戦でゴールを決めた大型FW。指揮官は「重戦車」と形容。

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