【J1採点&寸評】横浜FC1-1仙台|攻守両面で存在感を示したアンカーを最高評価に

2020年07月13日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

横浜FC――中盤の5人はいずれも及第点に届かず

【警告】横浜FC=なし 仙台=長沢(12分)、椎橋(18分)、田中(90分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】椎橋慧也(仙台)

[J1第4節]横浜FC1-1仙台/7月12日/ニッパツ

【チーム採点・寸評】
横浜FC 5.5
リードを奪った前半は、相手につけ入る隙を与えずにゲームを支配。ただ、同点に追いつかれた後半は劣勢の時間が長く、トータルのシュート数も4対10と下回る内容だった。

【横浜FC|採点・寸評】
GK
44 六反勇治 ―(12分OUT)
味方を鼓舞するコーチング。だが、相手との接触プレーで無念の負傷交代。「おそらく(回復までに)長くかかりそう」(下平監督)。

DF
29 星キョーワァン 5.5
失点のシーンではA・ゲデスに対峙したが、相手の素早い足の振りに遅れを取ってブロックできなかった。

4 小林友希 6
体格差のある相手FWに対し、エアバトルで勝つことも。後方からのビルドアップでは、テンポ良くパスを捌いた。

26 袴田裕太郎 6
受け手がスピードアップできるような気の利いたパスを供給。自陣ゴール前でも粘り強くディフェンスした。
 
MF
3 マギーニョ 5.5(78分OUT)
失点の場面では、A・ゲデスに競り負けて突破を許す。攻撃面ではフリーになるポジショニングが良かった。

14 志知孝明 5.5(60分OUT)
攻守の切り替えは悪くなかったが、マイボールにした時に思い切りの良さを欠き、判断もやや曖昧だった印象。

8 佐藤謙介 5.5
優れた配給力を披露し、FKで一美のゴールをアシスト。しかし、イージーなボール逸でピンチを招くことも。

6 瀬古 樹 5.5
攻撃と守備の両局面における献身性は相変わらず。後半はミドルゾーンでの攻防で後手を踏んだか。

7 松浦拓弥 5.5(60分OUT)
エネルギッシュに動き回り、的を絞らせず。ただ、連戦の疲れからか、徐々にトーンダウンして途中交代。
 

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