【J1採点&寸評】FC東京0-4川崎|天晴れ、川崎。この日最高点の「8」は2得点の長谷川と…

2020年07月09日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

FC東京──森重は「フロンターレの攻撃陣に自由にやらせ過ぎた」

【警告】FC東京=なし 川崎=田中(56分)
【退場】FC東京=なし 川崎=なし
【MAN OF THE MATCH】レアンドロ・ダミアン(川崎)

[J1リーグ3節]FC東京0-4川崎/7月8日/味の素スタジアム

【チーム採点・寸評】
FC東京 3.5
昨季の味スタでの多摩川クラシコと同じく完膚なきまでに叩きのめされた。後半はある程度戦えたものの、0-4のスコアは褒められない。

【FC東京|採点・寸評】
GK
33 林 彰洋 4
大島のシュートを防ぐのは不可能も、結果的に4失点。守備陣を統率できなったという点で大きな課題を残す一戦となった。

DF
3 森重真人 4
ゴール前でなかなか敵を捕え切れず。「フロンターレの攻撃陣に自由にやらせ過ぎた」とは試合後の本人のコメントだ。

4 渡辺 剛 4
レアンドロ・ダミアンとのマッチアップで苦戦。空中戦で強さを発揮するシーンがあったとはいえ、どちらかと言えば"やられた印象"が強い。

6 小川諒也 3.5
持ち場の左サイドを完全に攻略されてしまった。失点の責任がすべてあるわけではないものの、厳しい採点にせざるを得ない。

37 中村帆高 3.5(HT OUT)
同サイドの長谷川を抑えきれず、川崎の波を食い止められなかった。攻撃面でもさほど見せ場はなく、悪夢の一戦になってしまった印象。
 
MF
8 高萩洋次郎 4(41分OUT)
大島と脇坂を比較的フリーにしてしまい、中盤のフィルターとしてはあまり機能しなかった。良いサイドチェンジがいつくかあったが、41分に交代を余儀なくされた。

10 東 慶悟 3.5(HT OUT)
立ち上がりから後手に回るシーンが目立ち、持ち前のチェイシングもなかなかハマらなかった。本領を発揮できないまま前半で交代。

31  安部柊斗 4.5(61分OUT)
川崎の老獪な守備に引っ掛かり、攻撃をリードできず。プロの洗礼を浴びた格好で、ゴールに絡めないまま61分にピッチから退いた。

45 アルトゥール・シルバ 4
縦パスを簡単にカットされたり、軽率なプレーが目に付いた。次節以降は、より強度の高いディフェンスも求められるだろう。
 

次ページFC東京──D・オリヴェイラは不本意な出来

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事