森重真人が選ぶJ歴代ベスト11「対峙するだけで嫌だった『悪魔』のFWは…」

2020年04月24日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

稲本選手は憧れの存在

赤く囲っているのが「MY BEST PLAYER」。森重は「憧れの存在」である稲本を挙げた。

 4月23日発売のサッカーダイジェストでは、「Jリーグ歴代ベストイレブン」と題し、現役選手や元日本代表など総勢50名に"マイベストイレブン"を選んでもらっている。人選の条件は現在までに登録されたJリーガーで、外国籍選手は3人まで。ここでは、FC東京のCB森重真人がセレクトした"マイベストイレブン"を紹介しよう。

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 自分の中の"レジェンド"を選びました。なかでも思い入れがあるのは稲本選手。02年の日韓ワールドカップでの活躍、特にロシア戦の決勝ゴールが相当なインパクトで、当時ボランチだった自分にとっては憧れの存在でした。

 その稲本選手を含めて中盤は4人。ボールを保持しながら時間を作れて、優れた技術でゴールも奪える選手を集めました。

 中村選手はドリブルもパスも上手くて、点を取らせることもできます。小野選手や遠藤選手もキープ力が際立つなか、アクセントとなるのが稲本選手です。奪ったボールをそのままゴール前に運び、フィニッシュまで持ち込む大胆な攻め上がりは、稲本選手の専売特許。アグレッシブな仕掛けでゴールへと迫る姿に、何度も興奮したのを今でも覚えています。

 それにしても中盤はタレント揃いで迷いました。正直、中田(英寿)選手も選びたかったです。
 
 GKも迷いました。川島(永嗣)選手にしようかとも思いましたが、よくよく考えるとまだレジェンドっぽくないなって(笑)。なので、ピンチの時のビッグセーブが印象深かった楢崎選手にしました。

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