【J1採点&寸評】川崎 0-0 鳥栖|VAR判定に泣いた川崎は無得点。対して奮闘したのは…

2020年02月22日 本田健介(サッカーダイジェスト)

川崎――大島は抜群の存在感

【警告】川崎=なし 鳥栖=T・アウベス(80分)、原川(83分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】宮 大樹(鳥栖)

[J1第1節]川崎0-0鳥栖/2月22日/等々力

【チーム採点・寸評】
川崎 5.5
19本のシュートを放つも、48分のゴールはVARによって取り消しとなり、その後も1点が奪えなかった。何度もチャンスを作り出した点は収穫も、フィニッシュ精度の向上は今後の課題だ。

【採点・寸評】
 GK
1 チョン・ソンリョン 6
危なっかしいCBからのパスも冷静にカバー。フィードが風に流されるシーンはあったが、セービングに関して問題はなかった。
 
DF
13 山根視来 5.5
高い位置をキープして攻撃をサポート。ただ右サイドで組んだ家長とのコンビネーションは発展途上で、守備面では小屋松に裏を取られるシーンが。反省点を次戦につなぎたい。
 
4 ジェジエウ 6
スピ―ド、フィジカルの強さはやはりものが違う。もっともこの日は細かいミスも目立ち、安定感という面ではややマイナス。
 
 
5 谷口彰悟 6
一週間前のルヴァンカップ・清水戦では固さが見えた新キャプテンはしっかり修正。一本危ないパスはあったとはいえ、読みを利かせた守備で最終ラインを引っ張った。
 
2 登里享平 6
長谷川、大島らとのコンビネーションで何度も左サイドを突破。48分には得点を演出したが、VAR判定でノーゴールに。

MF
25 田中 碧 6
アンカーとしてバランスを調整しながら攻撃参加も。25分のミドルは強烈で縦パスの狙いも良かった。48分にVARで取り消しになったゴールの起点にもなった。一方で危険な位置でのミスは減らしたい。
 
10 大島僚太 6
パスセンスはやはり極上。彼がボールを持つと空気が変わった。もっとも最後まで決定機を演出できず。
 

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