「サン・シーロでまた一緒に飛び跳ねようぜ」ミラン復帰のイブラヒモビッチが意気込み

2020年01月03日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

予定されていなかったトレーニングも。

ミランに復帰したイブラヒモビッチ。マルディーニ(左)とボバン(右)と密に話し合ってきた。画像:ACミラン

 スウェーデン史上最強のフットボーラーが、イタリアに帰還した。現地時間1月2日、ズラタン・イブラヒモビッチがミラノに降り立ち、ACミランと契約(半年+1年の延長オプション)を結んだ。
 
 LAギャラクシーを退団してフリーとなっていたイブラヒモビッチの、約7年半ぶりのミラン復帰が発表されたのが12月27日。それから6日後の1月2日、ミラノのマルペンサ空港にプライベートジェットで降り立ち、メディカルチェックと契約書へのサインを済ませた。本人はクラブ公式チャンネルで以下のようにコメントしている。
 
「背番号21は長男が選んだ。子供たちに空いている番号を見せて、21番をチョイスしてくれた。ここ2、3週間は妻よりも多くマルディーニ(テクニカルディレクター)やボバン(チーフフットボールオフィサー)と話していた。クラブとチームを支援し、状況を改善するためにできる限りのことをしたい。俺は欲望と自信に溢れている。ここには素晴らしい思い出がたくさんある。素晴らしいクラブ、素晴らしいチーム、素晴らしいサン・シーロのね。ファンへのメッセージ? 俺はついに戻ってきたぜ。サン・シーロでまた一緒に飛び跳ねようぜ」
 
 17節を終えて16ゴールしか奪えず、11位に沈むミランを助けるため、38歳のイブラヒモビッチは燃えている。ミラノに降り立ったこの日もミラネッロ(ミランの練習場)を訪問し、当初は予定されていなかったジムトレーニングに精を出して、さらにステーファノ・ピオーリ監督とも対面した。
 
 約2か月以上も公式戦に出ていないため、当初は1月15日のスパル戦(コッパ・イタリア)でのデビューが濃厚と見られていたが、1月6日のサンプドリア戦でベンチ入りする可能性もあるという。イブラヒモビッチはミランを救えるのか。要注目だ。
 
構成:ワールドサッカーダイジェスト編集部
 

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