【クラシコ採点&寸評】最高評価はマドリーのMF2人。屈辱の枠内シュート2本に終わったバルサは…

2019年12月19日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

バルセロナ――ジョルディが左サイドを蹂躙

【警告】バルセロナ=ラキティッチ(21分)、スアレス(40分)、ラングレ(45分) R・マドリー=カゼミーロ(53分)、ベイル(70分)、イスコ(76分)、S・ラモス(78分)、カルバハル(91分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】カゼミーロ(R・マドリー)

[ラ・リーガ第10節(延期分)]バルセロナ0-0レアル・マドリー/12月18日/カンプ・ノウ

【バルセロナ・総評】
5.5

フィジカルに勝るマドリーの圧力に屈し、枠内シュートは屈辱の2本のみ。ビダル投入後は主導権を握ったものの、敵の堅牢を崩すアイデアに欠けていた。

【個人採点・寸評】
GK
1 マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン 6.5

俊敏な反応で3本の枠内シュートをセーブ。序盤は持ち前のフィードも光った。

DF
2 ネウソン・セメド 5
(55分OUT)
メンディとのマッチアップで劣勢を強いられる。早期交代もやむなしか。

3 ジェラール・ピケ 6.5
カゼミーロのヘッドをかき出した17分のクリアはビッグプレー。最後の砦として立ちはだかった。

15 クレマン・ラングレ 5.5
ファイトしていたが、不用意なファウルも。ヴァランヌに対してあわやPK献上というシーンもあった。

18 ジョルディ・アルバ 6.5
とくに前半は果敢な攻め上がりで左サイドを蹂躙。41分の絶好機を決めていれば…。
 
MF
4 イバン・ラキティッチ 5.5

ボールには触れたが、効果的な攻撃に繋げられず。自陣エリア内でヴァランヌのユニホームを引っ張ったシーンが見逃されたのは幸運だった。

20 セルジ・ロベルト 5.5
インサイドハーフで先発し、ビダル投入後の55分から右SBへ。献身的なフリーランが報われず。

21 フレンキー・デヨング 6
後手を踏んだ中盤の争いで奮戦。70分にはスアレスとのパス交換から強烈なシュートを放つ。
 

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