【J1採点&寸評】松本1-1湘南|自力残留を阻んだ松本の意地!投入直後の千金弾を放った阪野をMOMに選出!

2019年12月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

松本――今季を象徴する決定力不足も…最終盤で追いつき期待に応える

【警告】松本=パウリーニョ(80分)、飯田(90+2分) 湘南=指宿(56分)
【退場】松本=なし 湘南=なし
【MAN OF THE MATCH】阪野豊史(松本)

[J1リーグ34節]松本1-1湘南/12月7日(土)/サンプロアルウィン

【チーム採点・寸評】
松本 6

J2降格は決まっていたものの、気迫溢れるゲームを披露。今季を象徴するような決定力不足ぶりではあったが、最終盤で追い付いてサポーターの期待に応えた。

【松本|採点・寸評】
GK
1 守田達弥 5.5

クロスなどハイボール処理は冷静沈着で、慌てる場面は少なかった。ただ、失点場面はもう少し何かできなかったか。

DF
31 橋内優也 6

本職の守備だけでなく、攻撃でも存在感を発揮。積極的に持ち上がっただけでなく、前線の永井に通した54分のパスは見事だった。

4 飯田真輝 6.5
攻守に大黒柱としての自覚がにじむプレーぶり。先制を許したゴールカバーはあと一歩及ばなかったが、5分後に阪野の同点弾をお膳立てした。

41 水本裕貴 5.5
攻撃ではビルドアップの起点となるなど一定の働きぶりだったが、守備職人にしては珍しくミス。35分のプレーはピンチを招いた。

MF
3 田中隼磨 5.5

エネルギッシュに右サイドを躍動。73分の絶好機は決めたかった。85分の先制弾を許した場面は、野田への対応が今ひとつ。

47 岩上祐三 6
インサイドハーフとしてボールの供給源となった。裏への効果的な流し込みでチャンスを演出し、セットプレーでもキッカーとして存在感を発揮。

6 藤田息吹 5.5(86分OUT)
守備は精力的だったが、ボールを持った際のクオリティが今ひとつ。安心して預けられるような存在に成長してもらいたい。

次ページ松本――内容は勝ちゲームだったが、決定力不足はいかんともしがたいものが…

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